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ハードコアゲーミング料理第8回『ポケモンSV』が遊びたい男のおしゃれサンドイッチと欲望ベーコンタワー【特集】

普段食べないアレやコレをゲーマーの視点でガッツリ調理&実食。深夜の閲覧にはご用心。今回はポケモン新作を遊びたい欲求を料理にぶつけます。

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ハードコアゲーミング料理第8回『ポケモンSV』が遊びたい男のおしゃれサンドイッチと欲望ベーコンタワー【特集】
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ハードコアなゲーマーの皆さん!ゲームを遊んでいる際、こんなことを思ったことはありませんか?「このアイテムよく見るけど、どんな味しているんだろ?」と。私はしょっちゅうあります。

そこで、本記事ではこの疑問を「解消」すべく、名前だけはよく聞くくせに実際の味はよくわからない筆頭である「例の食べ物」を購入&調理、その実態に迫るべく調理していこうと思います。

いやー、出ましたね、ポケットモンスターのメインシリーズ3年ぶりの最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』。オープンワールド化など、今までのシリーズから大きく変化した部分も多いということで筆者もプレイ……したいところなのですが、年末の色々が押し寄せて来て泣いてる場合じゃないため、DANDAN心惹かれてくこのワクワクを100倍にしながら年明けまでおあずけになりそうな雰囲気。そのため、指をくわえながら友人のプレイのストーリーに関わらないような部分を見せてもらっています。

そんな中、気になったのはこの部分。今作では手持ちのポケモンたちをボールから出して自由に遊ばせることのできる「ピクニック」が行えます。ピクニックでは他にもサンドイッチを作る、というミニゲームがプレイでき、完成したサンドイッチを食べたポケモンは体力が回復したり、冒険を有利にする効果が発生したりと良いことづくめ。既にパルデア地方を冒険中のプレイヤーは何度もお世話になったかと思います。

ということで、今回は

……まだ遊べないなら、サンドイッチだけでも作ってやる!

という若干の八つ当たり企画となっています。ところでソード・シールド環境から「やつあたり」なくなってるんですね……!(調べた)

さぁ、サンドイッチを作るわけですが、今作の舞台「パルデア地方」のベースとなったと思われる国スペインではBocadillo(ボカディージョ)と呼ばれ、国民食として慕われているようです。

「ボカディージョとは主にバゲット(フランスパン)にハムやチーズ、トルティージャ(スペイン風オムレツ)等を挟んだスペイン式サンドイッチです。このボカディージョは朝・昼・おやつ・夜といつでも、スペインの人々の空腹を満たしてくれる、強い味方です。」(辻調理師専門学校のブログより)

挟む具に関しても厳格に決まっているというわけではなく、とりあえずなんでもかんでも自由に挟んで食べればいいじゃない!といった様子。せっかくなので今回は『ポケモンSV』のお店で購入できる具だけで作っていこうと思います。

買ってきました。シングルプレイ時のちょっと短めの見た目のものが欲しかったので、お店では「クーペ」という名前で売られているものを買ってきました。フランス語で「切り取られた、カットした」といった意味で、フランスパンの特徴的な見た目のベースとなる切れ込みを意味しているようです。切れ込みを入れることにより焼いたときに大きく膨らむようにしたり、火の通りをよくするといった効果があるようですが、そのあたりは一旦置いておきます。

ギコギコは、しました。

パン切り包丁でスパッと両断。シンプルにバターのみを塗って下ごしらえはサクッと完了。

まずはレタス、アーリーレッド、トマトスライスを用意し…、

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着地。

着地。

着地。

6枚で500円くらいするちょっといいやつ。

つづいてスライスチーズを着地。

リンゴをこの形で切ったのは生まれて初めてかもしれない。

そこにわぎりリンゴを乗せ…

なまハムを乗せれば、すべての具材は準備オッケー。

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最後にサンド上側をキレイに落として…

マジカルスターピックを刺せば、オリジナルサンドの完成!

友人に頼んでゲーム内で同じものを作ってもらいました。ゲーム内の完成品にかなり近いものができたのでは…!?

そして肝心の味はというと……すンごい美味しい!レタス、トマト、アーリーレッドの爽やかさ、さらにチーズの味と香りをアクセントに、そしてリンゴと生ハムの組み合わせが想像以上に素晴らしいです。

甘いものを生ハムとあわせる場合、生ハムにメロンをあわせる食べ方は有名だと思いますが、日本で普通に売られているメロンでは糖度が高く、甘すぎて合わないといったことも。今回、メロンと比べれば甘さは控えめなリンゴを使ったことで生ハムの塩加減がいい具合に緩和され、他の具材とのバランスが取れたようです。また「スイカに塩」的な状況が発生することで、リンゴ自体も相乗効果で美味しくなります。まさか…ゲームフリーク、ここまで考えてわぎりリンゴを具材に用意したのか…!?

これ絶対みんなやったほうがいいって!一つ作るのに具材集めで2000円近くかかるけど!

いやー満足しまし……

満足……し…

……まだだ!やっぱり…話題になったアレをやりたい!!

一回り大きい「バゲット」を用意!マルチプレイサイズじゃー!

ベーコンを1.5kgほど用意!

食べやすいサイズにカット!

焼き目をつけて!

バターとからしマヨネーズを塗ったパンをセット!

ベーコンを乗せて!

乗せて!!

乗せて!!!

サンド上側をドーン!

最後に「ゆうしゃのけんピック」を刺せば!

ベーコンタワーバトルサンド」の完成だー!ヤッター!

ベーコンを崩して消滅させないようにノーミスで乗せ続けた(食べ物がもったいないですしね)ため、もはや上部のパンの両端が浮くほどに高く積み上がりました。

ピックは上のパンからベーコン1枚ほどの長さしかないため、ほぼ飾り状態。

中央部分をカットした断面図。ベーコン……そしてベーコン。ベーコンに次ぐベーコン。焼き目の入った部分とカットしたことで現れたピンクの部分の色の違いが地層になってキレイですね。

一人分として現実的なサイズに切り分けてみました。味はもちろん圧倒的ベーコン感。ベーコンの塩味と油分がこれでもかと口に突撃してくるため、もはやパンの味すら見つからないという超攻撃特化型のサンドイッチになっています。また、野菜メインのサンドと違い手でグッと潰せず、両手で持ち目を見開いて口を大きく開けるため、食べるときに必ず我が子を喰らうサトゥルヌスのモノマネになるというおまけ付き。

ちなみにゲーム内で同様のサンドイッチを作ると「こういった反応」になるため、作るのは現実だけにしておきましょう。

この時点では、まだまだ一人では食べきれない量が残ってしまいましたが、ちょうど我が家は手持ちポケモンの数と同じ6人家族。せっかくなので味見をしてもらったところ

「味見も何もベーコン以外の味を感じられない」

「辛子マヨが負ける異常事態」

お茶が美味しい

と、大変評判だったことをお伝えしておきます。

と、複数人で食べてもまだ6~7割近い量が残るという緊急事態。人間6人ではポケモン6匹の食欲には勝てないようなので、このサンドを消費するには大幅なアレンジを行うほかなさそうです。

ということで、白菜と一緒にクリーム煮にしてパンは付け合わせにするというチートを敢行。ベーコンの塩分のおかげで塩を入れずとも味がまとまる奇跡。これによって1.5kgのベーコンは2日で跡形もなくなりましたとさ、めでたしめでたし。

おまけ

via GIPHY

サンドイッチNGシーン。この後上のパンは消滅しました。(成功版も同じパンなのでご安心ください、私が美味しく食べました)

撮影用の木の器に移す前のベーコンたち。この時点で既に崩れたら終わりのベーコンタワーバトルが発生していました。


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《KADEN》

三度の飯とゲームが好き KADEN

1986年、横浜に生まれ落ちる。祖父が持っていたPC9800シリーズとFM-TOWNSによって目覚め、Dreamcast版タイピングオブザデッドに教育され、正月に購入したHalf-Life 2とBattlefield 2によって後戻りできなくなる。 最近はゲームにかこつけて料理の記事も上げたりする。

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