『女神転生』悪魔召喚の理論を解説!原作小説作者が語る主人公の理想としたプログラム | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

『女神転生』悪魔召喚の理論を解説!原作小説作者が語る主人公の理想としたプログラム

過去にも本作のタイトルにまつわるエピソードを明かしていました。

ゲーム文化 カルチャー
『女神転生』悪魔召喚の理論を解説!原作小説作者が語る主人公の理想としたプログラム
  • 『女神転生』悪魔召喚の理論を解説!原作小説作者が語る主人公の理想としたプログラム
  • 『女神転生』悪魔召喚の理論を解説!原作小説作者が語る主人公の理想としたプログラム

アトラスのRPGシリーズ『女神転生』の原作「デジタル・デビル・ストーリー」シリーズで知られる小説家・西谷史氏が、作中の悪魔召喚理論にまつわる逸話をTwitterにて語りました。

小説執筆前にぼんやりと考えていて、当時文章にできなかったことを整理したものとのことで、主人公の中島朱実が作り上げようとしたプログラムがいかなるものであったかについて述べられています。

ツイートによると、彼はPC内に術者を守るための物と、実際に召還に利用する物の2つの時間軸を持つ仮想空間を作り上げ、その中で様々な状態、肉体の生物をデータ化して召喚対象の供物とするという理論の下プログラムを作成していたそうです。西谷氏は、このプログラムは初期の16bitパソコンでも稼働可能だったと思うとしており、これを何億回もシミュレートして最適解を求めるために当時の高速コンピューターが必要であったのだろうと推察しています。

また、中島朱実が使っていたハンド・ヘルド・PCのモデルも紹介。西谷氏の初めてもらった原稿料が、ハンドヘルド向けコンピューターのプログラムに対する物であったとし、中島朱実がハンド・ヘルド・PCを使ったのは西谷氏のハンド・ヘルド・PCへのレクイエムであったことも語られています。プログラムに対する知識や興味が豊富な西谷氏ならではの視点で本作が描かれているのを感じ取れます。

西谷氏は過去にも本作のタイトルにまつわるエピソードを明かしています。興味をお持ちの方はそちらもご覧になってはいかがでしょうか。



Amazonギフトカード 封筒タイプ - 金額指定可(スタンダード)
¥5,000
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

真・女神転生V - Switch
¥5,000
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《焦生肉》

ゲームに関わって飯食いたい 焦生肉

ストーリー重視でゲームをプレイするけどシステムも特徴がないとイヤ!なわがままゲーマー。わがままなくせにコンプリート癖もある上つまみ食いも大好きなので積みゲーが溜まる溜まる。ゲームで飯を食うことを夢見てたらほんとにそんな機会に恵まれた。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. 『Fallout 4』次世代アプデで多くのModが使用不可に―前提Mod「F4SE」が対応しなくなったため…対応策をご紹介

    『Fallout 4』次世代アプデで多くのModが使用不可に―前提Mod「F4SE」が対応しなくなったため…対応策をご紹介

  2. 廃墟となった東京に潜む怪異と戦え!ローポリスタイリッシュホラーアクション『NIGHTMARE OPERATOR』Steamストア公開

    廃墟となった東京に潜む怪異と戦え!ローポリスタイリッシュホラーアクション『NIGHTMARE OPERATOR』Steamストア公開

  3. DDRをミニ化したリメイク版「DanceDanceRevolution Classic Mini」9月27日に発売決定!初代から3rdの曲を中心に収録予定

    DDRをミニ化したリメイク版「DanceDanceRevolution Classic Mini」9月27日に発売決定!初代から3rdの曲を中心に収録予定

  4. 『星のカービィ』生みの親・桜井政博氏がカービィを食べちゃった?美味しそうにフォークを入れる写真にファンも「だめぇぇぇぇぇ」

  5. 『呪術廻戦 ファンパレ』ハーフアニバーサリーを記念したリアルイベント「ファンパレード」を6月に開催!抽選申し込みもスタート

  6. 海外人気サンドボックスゲーム『Garry's Mod』製作者が任天堂関連のSteamワークショップアイテムの削除要求に応じる「二度とアップロードしないでほしい」

  7. ドラマ「フォールアウト」で熱視線の“作中時系列”問題に新たな説が浮上。登場人物が「わざと嘘をついていたのかも」と初作開発者が語る

  8. 現実に欲しいゲームの機能は?セーブ&ロード、ファストトラベル、リスポーン...魅力的な機能が盛りだくさん

  9. あの狂気が再現…!映画「ジョーカー」の非公式オープンワールドゲーム映像が凄まじいクオリティ

  10. 『スト6』リュウ、豪鬼の大迫力な“ミューラルアート”がTシャツに!経年とともにロゴが徐々に姿を現すクラックシャツは、手作業で数十回も塗り重ね

アクセスランキングをもっと見る

page top