アメリカの大手ゲームショップ「GameStop」ミシガン州 ブライトン店にて、過酷な労働を理由に店舗スタッフが辞職、一時休業しました。悪いことにその日は『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の発売日だったといいます。海外メディアが報じています。
『ゼルダの伝説 ティアキン』は今年上半期における最大のスタートを切った作品のひとつであり、発売3日間で世界販売1,000万本を突破。『ゼルダの伝説』シリーズにおいて最速の売り上げ記録を樹立しました。
そんな全世界が待望していた本作ですが、GameStopブライトン店で予約していたユーザーは、スムーズに受け取ることができなかったようです。
Facebookに投稿された画像によると、同店舗のスタッフは長時間労働、低賃金、非現実的な売り上げ目標に加え、目標に達することができなかった従業員に対して解雇を脅迫するなど、多くの要因が重なって辞職したことが記されています。
また、罪のない顧客に対し日頃の感謝と謝罪を述べつつも、「残念ながら文字通り家賃が払えない」とやむを得ず辞職したことを示しています。
画像の投稿者は海外メディアの取材に対し、開店直前の店舗には5名ほどが『ゼルダの伝説 ティアキン』を購入すべく訪れていたと話しています。また、店舗側は3時間以内に販売を再開したとコメント。少なくとも同店で予約していたユーザーの5名は、発売日の貴重な3時間を奪われた形です。
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