7月29日と30日にラスベガスで行われた「FINAL FANTASY XIV Fan Festival 2023」のなかで、スクウェア・エニックスは拡張パッケージなど新情報を発表する「基調講演」、次回アップデートで実装される情報をお届けする「第78回 FFXIVプロデューサーレターLIVE」を配信しました。
新たな拡張パッケージ「黄金の遺産(レガシー)」や、いよいよ「暁月」最後のパッチとなるパッチ6.5など、北米ファンフェスティバルで発表された情報をまとめてお届けします!
1日目の基調講演では新拡張「黄金の遺産」が発表
その前に、PLLの前日に行われた1日目の基調講演もおさらいしておきましょう!北米ファンフェスティバルの最初のプログラムとなる基調講演では新しい拡張パッケージ、「黄金の遺産(レガシー)」のトレイラーから始まり、2024年の夏ごろに発売であることが発表されました。
今回の拡張パッケージのテーマは「光の戦士の夏休み」ということで、これまで世界を救うべく戦ってきた主人公、プレイヤーはエオルゼアから西の「トラル大陸」という場所に舞台を移し、新たな冒険が始まります!
トラル大陸には自然豊かなヨカ・トラル地方の「トライヨラ」、集落が点在する山岳地帯の「オルコ・パチャ」、「ヤクテル樹海」といったフィールドも。さらに新たな部族として、仮面が特徴的な「ペルペル族」が登場します。
さらに、「黄金のレガシー」ことパッチ7.0からは、以下のような多数の新要素も追加される予定です。
レベルキャップが90→100に
新しい2つのジョブが追加
「近接DPS」と「遠隔魔法DPS」新フィールドでのF.A.T.E.やモブハント
新しいダンジョン、強敵との戦い
「幻獣ヴァリガルマンダ」などコンテンツサポーターアップデート
複数の仲間が追加新しい生活系大規模コンテンツ
「無人島開拓」に続くコンテンツレイドコンテンツ、アライアンスレイド、「絶」シリーズなど
6.xで登場した「ヴァリアントダンジョン」もPvPアップデート
クリスタルコンフリクト、フロントラインに新しいマップが追加青魔道士、ヒルディブランドなど既存コンテンツの継続的アップデート
キャラクターモデルなど、グラフィックのアップデート
それに伴い、動作環境の目安も変更に装備の染色箇所を2箇所に増加、「眼鏡」と頭装備の併用も可能に
『Fall Guys』とのコラボ実施!
パッチ6.5内での実装予定、ゴールドソーサーにアトラクションがフリートライアルが「紅蓮」の範囲まで拡大
6.5からソロでストーリーすべてのダンジョンが挑戦可能にXbox版のリリースが決定!
Xbox Series S|Xでリリース、2024年春よりベータ実施
ストーリーや新しいフィールド、新しい戦闘コンテンツはもちろん気になりますが、注目したいのは拡張パッケージ恒例の“新ジョブ”。
今回の物語は海が関連していることや、トレイラーではひろし(主人公キャラクター)が盾無しで片手剣を提げていたことなどから、『FF11』に登場する「コルセア」ではないかと予想するような声もコミュニティからは上がっていました。
また、システムアップデートで以前にも触れられていた、グラフィックアップデートの経過報告がされる場面も。キャラクターグラフィックが改修され、肌のツヤや質感などがよりリアルなものとなっています。フィールドなども順次改修が施され、草や花の「ジャギジャギ感」が無くなっています。
グラフィックアップデートに伴い、PC版では推奨動作環境の変更も加えられました。推奨動作環境では、GPUが「GeForce RTX 2060以上、またはRadeon RX 5600 XT以上」へと引き上げられています。PS4版については、引き続きサポートを継続するとのこと。
さらに、マイクロソフトCEOのフィル・スペンサーも交えてのXbox版リリース発表がなされ、2024年春からのオープンベータが開始される予定です。Xbox版では高速ロードや4K解像度といった機能にもしっかりと対応しています。
スクウェア・エニックス社長、桐生隆司氏からは『FF14』以外のスクエニ作品も積極的にXboxでリリースしていく姿勢など今後の展望が語られています。10周年を迎えた『FF14』とスクウェア・エニックスはこれからも新たな挑戦を続けるようです。
基調講演も含む、北米ファンフェスティバル1日目の様子はこちらから確認可能です。