注意! 本記事には成人向け作品の情報が掲載されています。 閲覧にはご注意ください。

インディーデベロッパーMay氏は、『雷神』シリーズ最新作『八星帝』をDLsiteにて配信しました。
20年続く惑星制圧SLG
本作は、同氏がゲームシステムだけでなく、キャラクターイラストやプリレンダリングの3DCGメカに至るまで大半を個人で手掛け、20年以上にわたって展開する戦略級のスペースオペラストラテジー『雷神』シリーズの12年ぶりのナンバリング新作です。同シリーズでは、宇宙時代を舞台に、文化の変化で野蛮さも含めある種の中世的な階級社会を持つようになった人々の間で繰り広げられる星々をまたいだ大戦乱を描いています。

プレイヤーはあらかじめ用意された国王「覇王」の中から1人を選択し、主に男性を中心に800名以上ものキャラの中から自分のもとに様々な方法で集った部下たちを統率し役割を与え、数々の惑星や周辺宙域を制圧して宇宙統一を目指します。決まったシナリオや主人公はなく、プレイヤーが選んだキャラがさまざまな体験をすることがゲームの核となっています。なお、シリーズで描かれる物語は、多くのキャラクターや勢力図など一部の要素を毎回同じくしていますが、シリーズごとにパラレルワールド的に別のイベントが展開していきます。


ゲームはターン制となっており、1ターン1ヶ月相当で進行します。ターンの中では、衛星を建設して自分の持つ惑星の防衛や宇宙戦艦の建造を行う内政フェーズ、艦隊を敵惑星に送り、戦闘させる攻略フェーズ、マップを歩き回って部下との親睦を深める訪問フェーズ、プレイヤーの行動で影響を受けたものも含むキャラクターたちが起こすさまざまなイベントフェーズが繰り返されます。


部下に役割を割り当て委任し実際に行動させることで国力の増強を図ったり、単純に部下に命令を毎ターンごとに出すことで展開していた過去作と比べて、今作は現代的かつシンプルな作りへと変わりました。戦闘は技術開発や艦船の整備、戦力配置など開始前の準備が主となり、戦闘開始後は完全なオートバトル化。人材の効果はプレイヤーが使えるリソースポイントのターン毎の増加量などに集約されているようです。なお『雷神VII パワーアップキット』など過去作の一部では、覇王を含めほぼ全男キャラクターからプレイヤーを選べ、部下の立場で自身の立身出世を楽しんだりもできましたが、『八星帝』では覇王でのプレイのみ対応です。

今作について、公式では前作『雷神VII』のパワーアップ版的な立ち位置として説明されていますが、実際にはルール、基本システムの完全刷新や、大幅なグラフィックの新規描き起こし、新規シナリオが用意され、前作ファンも未経験者も楽しめる内容となっているようです。


『八星帝』は、PC向けにDLsite.comにて配信中。3月7日23時59分までは20%オフ 2,816円で購入できます。なお、成人向けのタイトルのためご注意ください。













