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『原神』登場予定の新キャラ描写にゲーム内声優から批判の声─「現実に存在する文化を取り入れるなら、そこにはリスペクトがあるべき」

西アフリカの至高神が「まるで色白なサスケ」と批判を浴びています。

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『原神』登場予定の新キャラ描写にゲーム内声優から批判の声─「現実に存在する文化を取り入れるなら、そこにはリスペクトがあるべき」
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2024年8月のアップデート実施が予定されている『原神』version5.0ですが、7月12日にサプライズティザーがYouTubeで公開されると、新キャラクターの表現方法について同作の声優複数名から批判の声があがっていると、海外メディアのPC Gamerが報じています。


ティザーにちらっと登場する新キャラクターの1人は、西アフリカのヨルバ族の最高神「オロルン(Olorun)」にちなんだもので、そのモデルとなった神に全く似ておらず、非常に無礼な行為だと指摘する声が複数挙がっています。ヨルバ神話において宇宙の創造主であり最高の神力を持つと言われるオロルンは、オロドゥマレなどの別名を持ち、直接世界や人類とは関わらないが他の神々に命じて人間を創造し、ヨルバ民族最古の都となる大地を作らせた至高神という位置づけです。

【原神】イグニッションPV「名を鋳る燎火」

本作で「スクロース」の声優・Valeria Rodriguezさんは「現実世界の神々を登場させるなら、その神々を尊重してください。現実の文化に基づいているのであれば、それを尊重してください。さまざまな文化からインスピレーションを受けたものを表現することは素晴らしいけれど、最低限リサーチをしてほしい」「Olorunはヨルバ族の最高神で、Googleで簡単に検索すれば見つかるのに、今回のことは許しがたいです」と連続でXに投稿。

『原神』で「アルベド」の声を演じるKhoi Daoさんは色白な新キャラに対して、ヨルバ神話の最高神が(NARUTOの)Sasukeのようになってしまったことに声をあげる権利があるとし、「ましてやそのゲームが“グローバルな”ユーザーに向けたものなら、なおさらだ」と投稿しています。

さらに「セトス」の声優を務めるZeno Robinsonさんも「もし(開発元がある)中国の『原神』ファンも肌のメラニン色素が(モデルとなった神と)違うキャラを求めているというなら、一体誰のためにオロルンというキャラクターを生み出したのだろうか?」とコメントしました。

同社は『原神』で2021年に公開した動画クリップでも、アメリカ先住民と思われる人物がプレイヤーの敵対種族として典型的な部族の衣装を着て踊りや儀式を行い、ゲーム内のストーリーと会話では無知、無教養であるとはっきり説明されており、その人種の描写に対して疑問を抱く旧Twitterへの投稿は1万件超に。『原神』ボイコットがトレンド入りする騒動も経験しています。

「雷電将軍」の声優・Anne Yatcoさんも「他の文化や要素を取り入れるにあたり、正当な批判の声にゲーム会社が耳を傾けてくれることを、心から願っております」とXで発言。

リリース予定である8月までにHoYoVerseが何らかの変更が行われるか注目していると、PC Gamerは報じています。


《稲川ゆき》

プレイのお供は柿の種派 稲川ゆき

ゲームの楽しさに目覚めたのは25歳過ぎてからの超遅咲き。人やら都市やら、何でも育て上げるシミュレーション系をこよなく愛する、のんびりゲーマーです。

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