2024年7月18日、Pixel Games UKはニンテンドースイッチ向けに『Epyxローグ』の配信を開始しました。
「ローグライク」の原点のAmiga版がスイッチに

元々の『Rogue』は1980年にカリフォルニア大学バークレー校の学生が制作したダンジョン探索RPGです。「毎回異なるランダム構成のダンジョン」「1度死んだら生き返れない」「ターン制コンバット、マス目制移動」などの特性を揃えたこのゲームは、UNIXの添付ゲームになったことで世界中の理系電子系学生たちに影響を与え、また日本でも『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』になど多大な影響を与えました。

『Rogue』は元々はフリーソフトですが、商業化されたバージョンもいくつか存在します。今回スイッチに『Epyxローグ』として移植されたのは1986年にEpyxより発売されたAmiga版で、床や敵・アイテムが文字表示ではなくグラフィック化を果たしています。

またスイッチへの移植にあたり、もともとキーボードで行っていた操作が各種ボタンやスティック操作に割り振られるなど、操作系統がスイッチに最適化されています。

また、スイッチ版の新規要素として特定のモンスターを駆り続けると得られる「実績」も追加されています。その他プレイ中のBGMの選択機能や、無事にイェンダーの魔除けを持ち帰った際の財宝所持量を競うオンラインスコアボードも用意されています。
『Epyxローグ』は、ニンテンドースイッチ向けに2,000円で配信中です。プレイは英語のみですが、英語文章に対応した対訳を掲載した攻略サイトも複数あるので、プレイの際はそういったサイトを参考にすると理解度が速まるでしょう。
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