「クソみたいな売上だった」開発者落胆、伝説的インディーパズルゲームのリマスターでも結果は…業界の変遷の結果か | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

「クソみたいな売上だった」開発者落胆、伝説的インディーパズルゲームのリマスターでも結果は…業界の変遷の結果か

ゲームを売るのは難しい……。

ニュース ゲーム業界
「クソみたいな売上だった」開発者落胆、伝説的インディーパズルゲームのリマスターでも結果は…業界の変遷の結果か
  • 「クソみたいな売上だった」開発者落胆、伝説的インディーパズルゲームのリマスターでも結果は…業界の変遷の結果か
  • 「クソみたいな売上だった」開発者落胆、伝説的インディーパズルゲームのリマスターでも結果は…業界の変遷の結果か

伝説的なインディーゲームでも、必ずしも売れるとは限らないようです。今年5月にThekla『Braid, Anniversary Edition』の開発者であるジョナサン・ブロウ氏が売れ行きについて反応しています。

伝説的ゲームも、売れるとは限らない

『Braid, Anniversary Edition』は、2008年に発売された名作アクションパズルゲームのリマスター版です。主人公が持つ時間を巻き戻す能力を活用してステージを攻略していきます。よく練られた謎解きや斬新な物語が評価を受け、インディーゲーム黎明期の名作として語り継がれています。


リマスターではグラフィックやサウンドが刷新されたほか、開発者のコメンタリーなども用意されており、豪華な内容になっています。Game*Sparkでは、レビューも掲載しています。

原作はインディーゲーム界では“伝説的”な評価を得ている作品ですが、そんな作品のリマスター版でも売れるとは限らないようです。ジョナサン・ブロウ氏のTwitch配信を切り抜くYouTubeチャンネルにアップされた動画では、発売から時間が経つにつれて売上に落ち込みを見せる同氏の様子が収められています。

発売から約1週間後の5月20日、ブロウ氏は一般的なゲームの売れ方を説明。最初に大きな波があった後、ゆっくりと減衰していくというもので、減っていきはするものの、安定した収入源になるといいます。あくまで本作が初日に100万本売れるようなゲームではないとしつつも、楽観的な様子で経過を観察すると述べていました。

しかし約1ヶ月後となる6月17日の配信では、「ひどい売上だ」と落ち込む様子を見せる同氏。クラシックゲーム復刻ゲームよりは売れているものの、会社が生き残るために必要な額と比較すると、「クソみたいな売上(sold like dog shit)」であると話し、この様子は7月21日の配信でも変わりませんでした。

なお、売上の推測の参考になる同作のSteamレビューの総計は記事執筆時点で644件でした。オリジナル版の9,598件とは比べるべくもありません。それでも言及されている通り、多くのインディータイトルの中では少なくはなく、むしろマイナージャンルであれば上から数えたほうが早い数ですが、目標には届かなかったようです。

Steamにおけるゲームのリリース数は『Braid』が発売された2008年ではたった242本でしたが、発売審査の簡易・半自動化施策「Steamダイレクト」が始まって以来、爆発的に伸びており2023年では15,000本に迫る勢いです。この構造の大きな変化も売上に影響したのかもしれません。


『Braid, Anniversary Edition』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ/iOS(Netflix)/Android(Netflix)向けに発売中。気になった方は購入してみましょう。


PlayStation 5(CFI-2000A01)
¥66,909
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
PlayStation 5 デジタル・エディション(CFI-2000B01)
¥59,980
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《みお》

Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ニュース アクセスランキング

  1. 【8,800円→1,760円】『デモンエクスマキナ タイタニックサイオン』Steam版が6月2日まで80%オフ―同接プレイヤー数も約4倍に

    【8,800円→1,760円】『デモンエクスマキナ タイタニックサイオン』Steam版が6月2日まで80%オフ―同接プレイヤー数も約4倍に

  2. 任天堂、『パルワールド』関連のタッチスクリーン向け特許出願にも拒絶理由通知―日本特許庁が「技術的革新性なし」と判断

    任天堂、『パルワールド』関連のタッチスクリーン向け特許出願にも拒絶理由通知―日本特許庁が「技術的革新性なし」と判断

  3. 『ウィッチャー』スピンオフ作品『Project Sirius』は現在も開発進行中か。リードライターに『Destiny 2』「最終形態」開発者が就任

    『ウィッチャー』スピンオフ作品『Project Sirius』は現在も開発進行中か。リードライターに『Destiny 2』「最終形態」開発者が就任

  4. アークシステムワークス、カスハラへの対応ポリシーを公式SNSで改めて表明―数日前には『ギルティギア』公式Xも同様のポスト投稿

  5. 「PSのシングルプレイゲームは今後PS専用になる」―SIEのCEOが社内で伝えたと著名ジャーナリストがSNS投稿、以前の報道の信憑性が増す?

  6. 『Forza Horizon 6』登場の「GR GT」などで山道や海岸線を走らせてほしい―TOYOTA GAZOO Racingが本作への期待感語る

  7. あるSteam無料ゲームにマルウェアが仕込まれていた…「絶対に遊ばないように」と技術系YouTuber警告。すでにストアからは削除

  8. 【3,173円→0円】16世紀カリブ海で遭難する1人用オープンワールドサバクラ『Survival: Fountain of Youth』Amazonプライム会員向けに無料配布!

  9. 海にまつわるゲームを対象としたSteamセールイベント「Steam海洋フェス」開催!

  10. 『Forza Horizon 6』ファイル流出問題でPlayground GamesとSteamDBが声明―「プリロードの問題ではない」とSteamDB経由の流出を否定

アクセスランキングをもっと見る

page top