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「着せ替え」で戦う新感覚デッキ構築型ローグライク『Dress the Duel』プレイレポート&開発者インタビュー―「ファッショナブルなゲーム体験をしてほしい」【東京ゲームダンジョン6】

10月27日、東京都立産業貿易センターにて、インディーゲーム展示会「東京ゲームダンジョン 6」が開催されました。本稿では、同イベントで出展された『Dress the Duel』についてのプレイレポートと、開発者であるUgokuWare氏のインタビューをお届けします。

ゲーム文化 インディーゲーム

10月27日、東京都立産業貿易センターにて、インディーゲーム展示会「東京ゲームダンジョン 6」が開催されました。本記事では、同イベントで出展されたデッキ構築型ローグライク『Dress the Duel』についてのプレイレポートと、開発者であるUgokuWare氏のインタビューをお届けします。

インディーゲーム展示イベント「東京ゲームダンジョン」現地レポート記事はこちらから!

ファッションと戦略性が絡み合う、新しいゲーム体験!

『Dress the Duel』は、デッキ構築型ローグライクの代表的タイトル『Slay the Spire』から強く影響を受けた作品となっていますが、本作の最大の特徴は攻撃カードや防御カードに加えて「着せ替えカード」が存在することです。ファッションと戦略性が絡み合う、新しいゲーム体験を楽しむことができます。

「トップス」や「ボトムス」など衣装は体のパーツごとに用意されているほか、最大4層までの重ね着が可能。衣装を着ることで防御力が向上するだけでなく、カードの発動タイミングで「カードを1枚引く」などの追加効果を得ることができます。

逆に、「衣装を脱ぐことによって強い効果が出るカード」と着せ替えカードを組み合わせて使用することで、強力なシナジーを生み出すこともできます。

最終防衛戦」(防御カード)
効果:最も内側の衣装を残し、他の衣装全てを脱ぐ。脱いだ衣装につき、残った衣装に防御+6を付与する。

解放の一撃」(攻撃カード)
効果:一番上の衣装を脱ぎ、30ダメージを与える。脱げる衣装がない場合は7ダメージを与える。

それぞれのカードは敵キャラクターを倒すことや、ショップなどで入手可能で、衣装を手にしていくたびにデッキがクローゼットのように豪華になっていく点も魅力のひとつです。

「ファッショナブルな世界で、ぜひ新しい冒険を」――開発者UgokuWare氏へのインタビュー

――『Dress the Duel』を製作する上で影響を受けた作品はありますか。

UgokuWare: もともとRPGが好きで、とりわけ装備の着せ替え要素に魅力を感じていました。特に『ファイナルファンタジーXI』などのMMORPGでは、装備を着せ替えながら仲間と楽しめる点が非常に印象的でした。

また、デッキ構築型ローグライクゲームも好みで、『Slay the Spire』のゲーム性に加え、『ワイルドフロスト』の可愛らしいビジュアルにも大きな影響を受けています。これらの要素を掛け合わせることで、新しいゲーム体験を生み出したいと考え、『Dress the Duel』の制作に取り組みました。

――2025年のリリースに向けて、特にアップデートしていきたい要素はありますか

UgokuWare: まずはキャラクター数を増やしていきたいですね。人間のキャラクターだけでなく、アンドロイドやエルフなどバラエティー豊かなキャラクターを増やしていきたいです。

また、ファッションによって戦闘スタイルに彩りを与えていきたいです。露出の多いファッションにしたならば、防御力を失う代わりに、機動力や攻撃力で勝負することができる。逆に、厚着の衣装を着込んだならば、機動力を失う代わりに、防御をガチガチに固めるといったトレードオフの関係を構築したいと考えています。

――本作に興味をもっている読者にメッセージをお願いします。

UgokuWare: 『Dress the Duel』では、自分がプレイするキャラクターになりきっておしゃれを楽しんだり、好きなキャラクターに似合った好みのファッションを着せたりと、自由なスタイルで遊べます。デッキ構築型ローグライクゲームは男性ユーザーが多いジャンルですが、本作は女性やお子さんも楽しめるように多彩な衣装を豊富に用意しました。ファッショナブルな世界で、ぜひ新しい冒険を楽しんでください!


Dress the Duel』は2025年にSteamにてリリース予定です。

インディーゲーム展示イベント「東京ゲームダンジョン」現地レポート記事はこちらから!



《ゆん》

ゆん

感性を刺激する美しい作品と、今までにない、異形の作品が好きです。 ゲームそれ自体を伝えるのはもちろんのこと、 海外のゲーム作品を通して、現地の文化を日本に伝えることや、 日本のゲーム作品を取り巻く、現場の空気や熱量を、余すところなく伝えることが目標です。 アニメをみたり、歌ったりもしています。

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