2024年10月27日、東京・浜松町にてインディーゲームイベント「東京ゲームダンジョン6」が開催されました。Game*Sparkでは多数の注目インディーゲームを取材してきましたが、本記事では明治大学総合コンテンツ制作サークルによって開発されている『全トレ ~全部トレーニング~』のプレイレポートをお届けします。
インディーゲーム展示イベント「東京ゲームダンジョン」現地レポート記事はこちらから!脳トレと筋トレ、一緒にやればいいのでは……?
何かと忙しい現代を生きるにあたって、いかに効率的に物事をこなすかということは意識している人が多いのではないでしょうか。健康や身体を鍛えるためにやる筋トレは基本的に筋肉のみに集中しますが、現代においてそれでは非効率的!今の時代は、頭と筋肉両方同時に鍛えるべきでしょう!

『全トレ ~全部トレーニング~』は、筋トレをしながら脳トレ問題を解くことができるという現代のニーズに合致した(?)ゲーム。大学に落ちて失恋までしてしまった主人公が、マッチョなインテリに出会って脳も筋肉も鍛える「全トレ」の修行に挑むというストーリーです。
ゲームプレイは「プレイヤーがスクワットを成功させるごとに問題を覆っているブロックが消えていき、問題文が徐々に見えてくる」というもの。スクワットはWebカメラ経由で検知しており、ある程度の低さまで腰を落とせばブロックが1つ消えるという仕組みです。

Webカメラとの距離にもよりますが、スクワットは結構しっかりめに腰を落とさないと問題が消えません。運動不足がちなライターの筆者にはなかなかキツく、ヒィヒィと息を切らし汗を流すことになりました……。日頃の運動は大事。
問題への回答はいつでもキーボードで回答可能ですが、ブロックが消える順番は完全ランダム。問題文は「7、14、28、56、? ?に入る数字は?」というような数字の並びの法則性を見つけるものが用意されていました。
問題文の重要そうなところが早い段階で消えたらラッキーですが、一番見たいところがなかなか消えないときは「早く消えて!!足もう無理!!」と焦ります。これが自分を追い込む感覚……!ただ、問題の難易度自体は消えるブロックの運が良ければ割と早い段階で「もしかして……」と気付けるものが多く、簡単すぎず長くもなりすぎない絶妙なバランスでした。

試遊の最後では、クリアタイムに応じた成績が発表されました。結構頑張ったつもりだったけど、判定は「C」。2分切っててもCなのか……!と「全トレ」世界の厳しさを思い知らされました。
『全トレ ~全部トレーニング~』は現在開発中で、「後日ダウンロード版を配信予定」としています。続報は公式Xをご覧ください(なお、本作を最初に取材したらイベント中ずっと足がプルプルしていたのは内緒です)。
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