ネットマーブルは、5月28日よりPC/iOS/Android向けにMMORPG『RAVEN2』を配信開始しました。本作は“究極のMMORPG”と謳われる作品で、韓国で人気を誇った『RAVEN』の続編です。
『RAVEN』は2015年から約10年続いたモバイルアクションRPG。惜しまれつつもその歴史に幕が降ろされ、進化して登場したのがこの“究極のMMORPG”と謳われる『RAVEN2』です。
触ってみたところ、本作は日本人がプレイしても「MMORPGってこういう楽しみがあるよな!」と改めて感じさせてくれるクオリティ。さらにはモバイルで評価を得たシリーズの続編とあって、“いつでもどこでも遊べる”は折り紙付きです!
MMOの本場、韓国でも2024年のリリース以来、高い評価を受けている本作。今回は、そんな『RAVEN2』が“なぜ究極と呼ばれる
のか”を紹介していきます! 今までMMORPGに触れてこなかった方も、ぜひチェックしてみてください。
『RAVEN2』ダウンロードはこちら◆『RAVEN2』ってどんなゲーム?すでに韓国で高評価を博す“新たなMMO”!
あらためて、『RAVEN2』は、2015年から10年続いた『RAVEN』の続編。『RAVEN』は韓国ゲーム史上にて大きな成功を収めたタイトルで、大韓民国ゲーム大賞をはじめとし、数多くの賞を受賞した一作です。『RAVEN』はアクションRPGでしたが、『RAVEN2』は“プレイすればプレイするほど強くなれる王道MMO”としてリリースされました。
そんな『RAVEN』シリーズ待望の続編とあって、『RAVEN2』は韓国での2024年のリリース時にはわずか5日で売上ランキング1位を獲得。「リリース当初だけ話題となった」というわけではなく、そこから78日で500万ダウンロードを達成。99日で累計売上1,000億ウォン(約100億円)を達成したというメガヒットタイトルです。
韓国は言わずもがなのMMO大国……MMOというジャンルの作品は数多くあり、競争の激しいジャンルでもあります。そんな中で人気を確立するというのは凄まじいことです。
筆者のプレイフィールでは、『RAVEN2』は超正統派なMMORPGという感触! 「独自性を出して差別化を打ち出す」方向性ではなく「MMOを遊びたい層に、良質なMMOを提供する」という印象を受けました。筆者はMMOをどっぷり遊ぶタイプではありませんが、それでも「あ、これはまさしく、MMORPGなんだ!」という一種の感動すら味わえました。

『RAVEN2』では“自分を限りなく強くしていく”というMMOならではの楽しみが、かなり強めに押し出されています。それはレベルアップであったり、装備強化であったり……MMOが培ってきた「ステータス強化のシステム」がこれでもかと用意されているのです。
通常は強くなりたかったらガチャで最高レアリティの装備などを当てていきたいところですが、これも簡単に入手できません。つまり「最高の装備がなくてもプレイできる」わけです。
“遊べば遊ぶほど強さが得られる”というのは長く遊ぶMMOには非常に重要で、ありがたい要素です。PvPやGvG要素もあり、ユーザー間のコミュニケーションも「強さの一因」になりえる、実に王道なMMOでしょう。

そんな王道のMMOである『RAVEN2』ですが、メインストーリーは徹底したダークファンタジー。魔術が当たり前に存在する世界での差別に偏見、そしてそこから繰り広げられる陰惨な世界は……正直、ワクワクしちゃいます。
美麗なグラフィックて“エグい描写”もしっかりと表現され、実に魔術的でおぞましく、悲しくもままならない世界が広がっています。


日本では5月28日にサービスが開始されたばかりで、プレイするなら今がチャンス。まだ「高レベルのプレイヤーばかり」という状況ではありません。さらには、日本専用サーバーもあり、「外国語ばかりで会話に参加できない……」ということもないので、始めるには絶好のタイミングでしょう。
『RAVEN2』ダウンロードはこちら◆“遊びやすさ”抜群!ダークファンタジーの魅力が光る『RAVEN2』
ここからは実際のプレイを通じて『RAVEN2』のプレイフィールをお届けしていきます。まずゲーム外の“筆者が感じた遊びやすさ”は、『RAVEN2』はスマホでもプレイできるということ。当たり前のようですが、これの完成度次第でゲーム体験には大きな影響が生まれます。体験したかぎりでは「PCじゃないからプレイに支障がでる」ということはなし。

なにせ元々『RAVEN』シリーズはスマホを主軸としているため、「スマホでもPCでも、好きな端末で遊べる」ことにおいてはかなり重きをおいてると感じます。
『RAVEN2』ではMMORPGの定番でもあり、あったら嬉しい要素でもある「オートバトル」や「省電力モード」なども搭載。これは自動でバトルをして経験値やドロップを集めていくというもので、これがスマホで活きるのです。通知でレア度の高いアイテムを獲得しました、とか来ると嬉しいですね!
さらには時間で発生する「フィールドボス討伐」「亀裂プレイ」なども遊びやすくなっていると感じます。スマホのアラーム機能などを活用できて、参加を逃しづらいんです。
MMORPGはクロスプラットフォームに適したコンテンツですが、『RAVEN2』はことさらそれがうまく機能しています。事実、今回のレポで筆者は半分以上スマホで遊んでいました。


さて、ゲームを開始するとキャラクリから始まるわけですが……これがもう「ええやん……!」と思うグラフィックばかりです。特に新しく追加された「デスブリンガー」がすっごい。すっごいですね。


もちろんこのビジュアルはあくまで「このキャラはこういうイメージです」と提示してくれているデフォルトキャラ。性別から体型まで、細かく変更ができますよ。衣装はプレイを経て入手するものですので「キャラのビジュアル」は自由に決定可能ですし、何だったらあとからクラス変更もできます(別キャラも簡単に制作可能)。

さて、メインストーリーは特務隊「黒鴉」に入った新人として展開されていきます。ダークファンタジーらしく企てや偏見といったダークな要素が散りばめられたストーリーですが、特務隊としての活動や「烙印」という要素から、王道の“燃える”ストーリーでした。
『RAVEN2』はキャラクターのレベルと共に様々な要素が解禁されていくのですが、このメインストーリーはレベル上げには格好のコンテンツです。ゲームを開始したらまずはストーリーを楽しみましょう。

そしてレベル20~25になったらもうあとは自由です! ギルドなども解放されますし、一気に「寄り道の幅」が増えていきます。他プレイヤーとコミュニケーションを取りつつ、“自分なりの楽しさ”を探していきましょう。
例えば、「フィールドボス討伐」は一定の時間ごと、決まった場所に出現するボスを討伐して報酬を獲得していくというコンテンツ。初めは「どこでどのボスが登場するのか」が隠されていますが、プレイをしていくと自動的にボスの出現情報が収集されていきます。もちろん仲間と話して情報収集していくのもありでしょう。
そしてやはりこういった狩場では、ギルドごとの出陣が行われていたりもします。聞いたところによると狩場独占のためのGvGなども発生するのだとか。筆者は残念ながらそういう現場に出くわすことができませんでしたが、ある種、GvGは“MMOの華”という感じがしますね!
そして「ギルドダンジョン」ではギルドレベル5から体験できるコンテンツです。まだ日本サーバーのサービス開始直後だったため、残念ながらこれは体験できませんでしたが、ギルド加入時にはぜひプレイしてみてください。
これは結構難易度が高いモードとなっているようで、オートバトルのみでは倒れてしまう可能性が高いようです。
やっぱりMMOは交流こそが華です。役割を分担して、各々が各クラスの持ち味を存分に活かしてこそでしょう。フィールドでは「ダンジョン行くためにギルドレベル上げるの頑張らないと!」などの会話が聞こえてきて、ほっこりします。筆者もこのプレイレポが終わったら、コミュニケーションが活発なギルドに入りなおそうかな……。

そしてインスタンス型コンテンツ「亀裂」は、ベルーシア州、デロン州、ロメルン州ごとに開催されるレイドボス戦です。12:30や20:30など、事前に告知された時間ごとに強力なボスが発生し、サーバーにいるプレイヤーたちが集結しての大規模なPvEが行われます。
与ダメージでの報酬分配となるので(強くなるために重要な要素ですが!)、初めてだとメリットを感じにくいかもしれません。しかしここに参加していくことが、コミュニケーションのきっかけにもなるはず。MMORPGは長く長く遊んでいくものなので、スマホのスケジュール通知などを活用しつつ、緩めにプレイするのもありでしょう!
もちろん「がっつり遊びたい!」となったら、PCで腰を据えて遊べます。「今自分にできる強くなるための手法」を探していくのが楽しい!
今回の記事では「初心者が遊びやすいかどうか」を主眼にレポをお届けしましたが、有名MMOプレイヤーの方々を交えてのオフラインイベントなどでは、ギルドレベルの高度な攻防戦が行われていたりもしました。多くの熟練プレイヤーが注目を集めるタイトルでもあるので、“初心者として遊び始めて、がっつりMMOの世界にハマる”なんて展開も大いにあるでしょう!
◆“MMOを始めるチャンス”を逃すな…

『RAVEN2』は、『RAVEN』から正統な進化をしたMMORPGでした。さらに言うなら「ちゃんとしたMMORPGを2025年の今、遊び始めたい」と思うのなら『RAVEN2』を候補に入れて間違いないでしょう。
その理由としてはまず、日本専用サーバーで遊べば日本語での会話がメインとなることやリリース直後のため、先行プレイヤーに置いていかれているという感覚が少ないことが挙げられますが……なによりその完成度の高さがあります。
ここでいう完成度とは、MMORPGとして「これでいいんだよ!」という感覚です。ソロプレイなどを中心としたゲームだとどうしても「どう楽しんだらいいのか教えてくれ」と考えたりしてしまいがちですが、今回のプレイで改めて知ったMMOの良さは「遊び場が広がっていて、そこで面白さを見つけるのは自分次第」という点です。
コミュニケーションなどを通じて「ゲーム体験を自らどう作っていくか」という能動性が必要で、その能動性に「ちゃんと応えてくれるゲーム」が『RAVEN2』。PvPやGvGも包括した「自由な遊び場」なのです。そういう視点で見ると「スマホでもちゃんと遊べる」「オートバトルなど、MMOに欲しい要素がちゃんと詰まっている」「強くなるための手段が多種多様で、強くなる過程に個性が出る」というのは重要です。
日本にも昔からあるジャンルではありますが、韓国ほどMMOジャンルが浸透しておらず、その自由度の高さに戸惑うゲーマーも多いはず。
ゲーム体験というのは、極論で言えば同じゲームであっても、プレイヤーみんなが違う体験をするもの。MMO、そして『RAVEN2』はまさにゲーム体験が各々違うわけですね。「『RAVEN2』でこういう性格のプレイヤーと出会えて面白かったよ!」と言われても、自分がプレイする時に同じプレイヤーと出会えるわけでもないですし。
だからこそ、“遊び場”としてのクオリティが重視されるわけです。そしてこの観点から見て、MMO大国の韓国で「正統派」でありながら存在感を発揮した『RAVEN2』は、新しくMMOを遊ぶゲーマーに勧めるべきMMORPGでしょう。
新規参入にはハードルが高いと思われがちなMMORPGという世界に入るなら、ぜひ『RAVEN2』でチャレンジしてみてはどうでしょうか!
『RAVEN2』ダウンロードはこちらMMORPG『RAVEN2』は5月28日より、PC/iOS/Android向けにリリース中です。