Nagai IndustriesおよびBeep Japanは、Steamで5月1日から5月8日にかけて開催されるナラティブゲームのデジタルコンベンション「LudoNarraCon 2025」の期間中に、コンビニシミュレーションゲーム『inKONBINI: One Store. Many Stories』のデモ版を公開すると発表しました。

店舗経営と常連客との交流
『inKONBINI: One Store. Many Stories』は1990年代初頭の日本の地方にある小さなコンビニエンスストアを舞台にした、ストーリー主導のシミュレーションゲームです。女子大学生の「早川真琴」が留守中の叔母に代わってコンビニを切り盛りしつつ、常連客との交流を深めていきます。

主な特徴
主人公と1週間の物語
プレイヤーは、女子大学生の「早川真琴」となり、留守中の叔母に代わってコンビニを切り盛りします。物語は1週間という短い期間に展開し、真琴は個性豊かな常連客たちと出会います。彼らはそれぞれ悩みや習慣を抱えており、プレイヤーは会話や選択を通じて、彼らの人生にそっと寄り添い、変化をもたらしていきます。会話と選択が紡ぐストーリー
本作の核となるのは、登場人物との会話です。複数の選択肢によって真琴の返答が変化し、それによりキャラクターの内面や背景が徐々に明らかになります。また、店内の商品配置や在庫の選択など、日々の業務に関するプレイヤーの判断も、来店客の行動やストーリー展開にさりげなく影響を与えます。細部に宿る魅力:店舗の空間と探索性
コンビニの舞台は、当時の日本の店舗を参考にした、コンパクトで親しみやすい空間として設計されています。細部にまでこだわったグラフィックや隠されたストーリー要素など、探索や繰り返しのプレイを楽しめる工夫が詰め込まれています。中には一度のプレイでは見逃してしまうようなシーンもありますが、それもまた本作の魅力のひとつです。テーマ:つながりと日常の美しさ
本作は「つながり」や「記憶」、そして「日常のささやかな美しさ」にフォーカスを当てた、静かで優しい体験を提供します。「一期一会」の精神にインスパイアされ、一つひとつの出会いの尊さや、その瞬間にしっかりと向き合うことの大切さを、ゲームを通じて丁寧に描いています。店舗の運営要素
ゲームプレイでは、棚の整理、荷物の受け取り、顧客の好みの把握といった、店員としての日常業務を手軽に体験できます。どのように店を運営するかによって、来店客の反応や真琴に対する印象も少しずつ変化していきます。
デモ版ではプレイヤーは早川真琴となり、コンビニ「ホンキ・ポンキ」での初めての夜勤に挑みます。個性的な常連客との出会いや、静かで心地よい接客・管理のゲームプレイを通じて、プレイヤーはより大きな物語の序章を体験するとのこと。






『inKONBINI: One Store. Many Stories』はWindows/Mac(Steam)およびPS5/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ向けにリリース予定です。
※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください