
4月21日、ベセスダ・ソフトワークスや『The Elder Scrolls』シリーズ公式SNSアカウントが「IV」と書かれた予告を公開しました。先日から度々流れる噂もあり、多くのゲーマー間でこれが『オブリビオン(The Elder Scrolls IV: Oblivion)』に関する動きなのではないかと話題となっています。
ですが、近年のゲーマーの場合、名前だけは聞いたことがあってもどんなタイトルなのか知らない人も多いかも知れないのが『オブリビオン』です。そこで、本記事では同作について簡単に紹介していきましょう。
『スカイリム』の前作、どんなゲーム?
本作は、ベセスダ・ソフトワークスのアクションRPG『The Elder Scrolls』シリーズのナンバリング4作目です。つまり、5作目の『スカイリム』のひとつ前にあたります。2006年にPC/PS3/Xbox 360で発売。日本ではスパイク(現スパイク・チュンソフト)より2007年にコンソール版が発売されました。
皇帝が暗殺され、異世界・オブリビオンからの侵攻が行われたタムリエル大陸中心部・シロディールが舞台です。主人公であるあなたは牢獄に捕まっていましたが、暗殺される前の皇帝が夢に見たことで、この世界を守る存在としてオブリビオンの封印を目指します。

他の『TES』と変わらず、ゲームは一人称視点です。フィールドはオープンワールドで、プレイヤーは好きな場所を探索することができます。Radiant AIシステムが特徴で、個性豊かなNPCは自律して生活をします。こうした点は『スカイリム』にも引き継がれていますね。
ミーム的な側面でも有名です。「膝に矢を受けてしまってな…」は『スカイリム』ですが、今作には愛すべきNPC「熱狂的なファン」が登場します。プレイヤーが闘技場のグランドチャンピオンになることでついてくる彼は独特の“ウザさ”があります。
独特の髪型から「タマネギ」という愛称で親しまれており、Modなどでプレイヤーのおもちゃにされる存在でもあります。なんと、ベセスダ最新作『Starfield』にも登場しました。

PC版に公式日本語がないほか、現行機ではXboxの互換やPS Plusのストリーミングなどネイティブ以外のプレイ方法しかないこともあり、「『スカイリム』はやったことあるけど『オブリビオン』はない」という方も多いのではないでしょうか。4月23日0時からの配信では何が明かされるのか、注目です。
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