
2025年5月8日にSteam早期アクセスでリリースされ、ユーザーレビューが“圧倒的不評”となっている『GeoGuessr Steam Edition』。開発元であるGeoGuessr ABは、現時点で「コミュニティからの意見には注意深く耳を傾けている」とするコメントを行っています。
待望のSteam版登場もモード数や料金体系で不評に
『GeoGuessr Steam Edition』はランダム表示されるGoogleマップのストリートビュー映像から、そこがどこの国なのかを推測するゲームで、2013年に配信されたブラウザ版から高い人気を獲得しているゲームです。Steam版は2025年3月に発表され、1度の延期を経て2025年5月8日にSteam早期アクセスをスタートしました。
しかし、リリース初期から「モードが少ない」「料金体系に問題がある」などの部分をユーザーに指摘され、Steamユーザーレビューにて“圧倒的不評”の状態に。5月9日には当初実装していなかった「Pro Unlimited」サブスクリプション加入者がブラウザ版と同じようにプレイできる仕様変更も実施されていますが、記事執筆時点(2025/05/13 23:10)で3,222件のユーザーレビュー中17%のみが好評と、かなり厳しい評価になっています。



正式版に向けてコミュニティからの声にも注目
海外メディアIGNに同社がコメントした内容によれば、Steamへの移植は多くのユーザーから望まれてきたものであり、Steamのフレンド連携やアンチチート機能など多くの点での可能性があるものとして、今回の移植に関する意義を明かしています。また、現時点で『GeoGuessr Steam Edition』は早期アクセスであり、無料/有料プレイの両面で開発に注視していきたいとしています。
ユーザーからのフィードバックに関しては収益化に関する物が多いようで、特に「一度の購入で遊べるモデルにしてほしい」とする内容が多いようです。Steam早期アクセス期間は少なくとも6ヶ月間を想定していて、正式版への開発を進めるにあたり今後もコミュニティの声に耳を傾けていくとコメントしています。