※注意※ 本記事には『ウィッチャー3 ワイルドハント』のゲーム内容に関する情報を含みます。

CD PROJEKT REDは『ウィッチャー3 ワイルドハント(The Witcher 3: Wild Hunt)』が2025年5月で発売から10周年となることを記念して、発売当時を知る開発者による座談会形式の映像を公開しました。また2025年後半には本作にパッチが配信され、PS5/Xbox Series X|S/PCを対象としたクロスプラットフォームModサポートが提供されるとの発表もされています。
数々の興味深いエピソードが明かされる
公開された映像は「10th Anniversary Celebration with the Developers」と題されており、2015年5月に本作が発売された当時のことを開発者たちが語っています。
冒頭のムービーとして有名なゲラルトの入浴シーンでは「立ち上がる時にどこまで見せるか」について社内で大論争となり、特に「お尻の描写で揉めた」ということが明かされています。冒頭のシーンではほかにも当時のゲームでは表現が難しかったという「キスシーン」についても語られています。
さらに「FPSの低下で有名」なノヴィグラドは本作の中でも「各部門が力を結集させて作った」ということや、広大なスケリッジは「できるだけ特別感を演出するようにした」ことなども聞くことができます。霧の島での非常に「大事なシーン」ではゲラルトの表情を思い切って「やや大げさに」表現したという話や、DLCとして配信された拡張パック「無情なる心」と「血塗られた美酒」について、そして本作が10年も愛される理由はなにかということも語られる内容はぜひ映像で確認してください。なおYouTubeの機能による字幕が日本語にも対応しています。
Modがコンソール含むクロスプラットフォーム対応に
また公式Xアカウントにて本作にさらなるパッチ配信が2025年後半に予定されていると発表されました。その内容はPS5/Xbox Series X|S/PCを対象としたクロスプラットフォームModサポートであるということです。
詳しくは公式サイトにてFAQが公開されており、Modサポートはmod.ioを介したものになるとのこと。そのため同機能の利用に追加料金は必要ありませんが、mod.ioアカウントを作成してCD PROJEKT REDアカウントと連携させることが必要であるということです。
そのほかにも、同機能で利用可能なModは各プラットフォームのガイドラインに準拠するものとなることや、Nexus ModsやSteamワークショップといった既存のサービスは引き続き利用できること、REDkitを利用しないModもサポート対象ではあるもののスクリプトを使用するコンソール向けModはREDkitで作成する必要があることなども説明されています。
『ウィッチャー3 ワイルドハント』は、PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチ/Windows(Steam、GOG.com、Epic Games Store)向けに販売中。クロスプラットフォームModサポートを含むパッチはPS5/Xbox Series X|S/PC向けに2025年後半に配信予定です。
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