宇宙版『Left 4 Dead』のような最大4人協力FPS『Jump Ship』のデモ版がもうすぐ配信!宇宙船で役割分担しながらシームレスな宇宙探索【今週のインディー3選】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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宇宙版『Left 4 Dead』のような最大4人協力FPS『Jump Ship』のデモ版がもうすぐ配信!宇宙船で役割分担しながらシームレスな宇宙探索【今週のインディー3選】

宇宙船の操縦や惑星地表での探索、敵戦への侵入、資源回収などタスクを協力しながらこなします。体験版は6月9日配信予定。

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Game*Spark編集部がオススメする5月第4週の特選インディーゲームをお届け!

今週は、最大4人での協力プレイが可能な宇宙探索FPS『Jump Ship』、虹裏メイドに起源を持つメイドコア系ADV『Project_Basement_Dating』、生存者かゾンビかを見極めて人々を脱出させる検疫シム『Quarantine Zone』の3本です。

Jump Ship

Keepsake Gamesが現在開発中の協力型ミッションベースのFPSです。最大4人のプレイヤーが宇宙船の乗組員となり、宇宙を舞台にした多彩なミッションに挑みます。

ゲームでプレイヤーは宇宙船の操縦、エンジニアリング、探索などの役割を担い、宇宙空間や惑星の地表での戦闘や探索をシームレスに行います。船外活動や敵船への突入、資源の回収、船体の修理・強化など、多岐にわたるタスクを協力して遂行することが求められます。

ミッションは固定要素とランダムなイベントが組み合わされており、宇宙船を操作してのドッグファイトから、火災対応やパワーグリッド調整などの船内活動、ジェットスーツで敵船に乗り込みコアを破壊するなどの船外活動、地上での戦闘行動などがシームレスに楽しめるとされています。

また、船のカスタマイズやアップグレードが可能で、プレイヤーの選択によって防御力や攻撃力、機動性などを調整できます。ゲームは協力プレイを重視していますが、ソロプレイにも対応しており、一人でも楽しめる設計となっているようです。本作をプレイした海外メディアIGNによると『Left 4 Dead』『Sea of Thieves』『FTL: Faster Than Light』を組み合わせたゲームだと語っています。

2025年6月9日から開催されるSteam Next Festでは、デモ版が公開される予定で、チュートリアルや初期ミッション、基本的なカスタマイズ機能を体験できます 。

タイトル:Jump Ship
対応機種:PC(Steam)/Xbox
発売日:2025年後半
価格:未定
日本語:なし

Project_Basement_Dating

インディーゲーム開発者のMad_M(Zavious Johnson)氏が手がける、お絵かきパンク・メイドコア・ビジュアルノベルです。日本の画像掲示板「ふたば☆ちゃんねる」で生まれた「虹裏メイド」文化に影響を受け、ロシア発のメイドコア音楽シーンの要素を取り入れた、パンクな雰囲気のアドベンチャーゲームとなっています。

ゲーム内では、地下の孤児院「The Basement」でメイドたちと数日間を過ごしながら、ポイント&クリック形式で探索や対話を行います。プレイヤーは話し相手のリクエストに応じて材料を混ぜ、飲み物を作り、薬物を生成し、錬金を行ったり、時には手術をしたりします。

類似のシステムを持つサイバーパンク・バーテンダーADV『VA-11 Hall-A』の開発元SUKEBAN GAMESによるインタビューによると、本作はMad_M氏自ら「ドラッグ漬けの『VA-11 Hall-A』と『Monkey Island』を混ぜたもの」と表現しています。

6月22日までのKickstarterキャンペーンも開始しており、先着100名には15ドル(約2,100円)の支援でデジタル版が提供されます。また、配信中のデモ版では上記システムに加え、「Fancy The Maid(Fancy)」として、スラム街の地下にある孤児院「The Basement」でメイド達と数日を過ごす内容を体験可能です。

タイトル:Project_Basement_Dating
対応機種:PC(Windows/Linux)/Android
発売日:未定
価格:未定
日本語:あり

Quarantine Zone

本作は、ゾンビによるパンデミックが拡大する世界を舞台に、プレイヤーが「最後の検問所」の責任者として生存者をチェックし、感染の拡大を防ぐ任務を担う検疫シミュレーションゲームです。

ゲームプレイは、『Papers, Please』や『Contraband Police』のような書類確認とリスク判断を重視したスタイルに影響を受けており、避難民の体温測定やUVライトによるスキャン、身分証の確認などを通して、誰を通過させ、誰を隔離し、あるいは排除するかを判断していきます。

また、医療資材や検査キットといった限られた資源をどう活用するかも重要な要素で、プレイヤーの判断ミスが感染拡大や検問所の崩壊につながる可能性があります。

検問所の設備はアップグレード可能で、ゾンビの襲撃に備えて防衛を整える必要もあります。物語は時間の経過とともに進行し、昼間の業務と夜間の防衛のサイクルを繰り返しながら、プレイヤーの行動がストーリー展開に影響を与えていきます。Steamストアページではデモ版も配信中です。

タイトル:Quarantine Zone: The Last Check
対応機種:PC(Steam
発売日:2025年9月
価格:未定
日本語:あり

ライター:neko,編集:Akira Horie》

ライター/ neko

nekoです。よろしくおねがいします。

Akira Horie

編集/『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam/Nintendo Switch好評発売中! Akira Horie

Game*Spark副編集長。平日日中のニュースデスクおよび料理連載や有志翻訳者連載の基本担当。 2021年版以降の『ウィザードリィ外伝 五つの試練』イード側のディレクターも兼務中。

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