Bloober Teamは、サバイバルホラーアクション『Cronos: The New Dawn(クロノス:新たなる夜明け)』の戦闘にフィーチャーした開発者インタビューを公開しました。
安易な撃破は利敵行為に!?戦略性生む「融合」システムに自信あり

リメイク版『SILENT HILL 2』や『The Medium』などを手掛けたBloober Teamがおくる三人称視点のサバイバルホラーである本作。「融合」を繰り返し進化するクリーチャーに対し、自らのプレイスタイルとその時々の状況にあわせ臨機応変な戦いを求められる戦闘システムを特徴としています。

今回のインタビューではその戦闘システムについて、ゲームディレクターのJacek Ziębaとリード戦闘デザイナーのShamil Yanbukhtinが様々な質問に回答。「融合」の存在でよりタクティカルな戦闘システムが作れたと語り、敵の排除がそのまま利敵行為に成りかねない点を踏まえ、常に注意を怠らない姿勢が重要になるといいます。ただ走り寄る敵から背後を取って遠距離攻撃を仕掛ける敵、タンク役を担う敵など種類ごとに様々な役割を与えられた敵についても解説し、融合システムによってこれらの能力が統合された敵も登場し得るそうです。
おびき出して有利に戦うか己の力で道を切り開くか

一方で環境は多くの場合プレイヤーの有利に働くといい、不利な場所で無理に戦わずとも敵をおびき出しての戦闘も可能だとのこと。逆に近接戦闘でぶつかり合うといったプレイスタイルも否定せず、様々なプレイスタイルに対応できるたくさんのリソースを用意したと語っています。サバイバル面でも重要となるリソースですが、戦闘時の利用に重点が置かれて実装されていることも明かし、攻撃的なプレイヤーは弾薬に、守りに入りたいプレイヤーは回復アイテムに、とプレイスタイルごとの利用方法についても一部具体的な例を挙げて説明しました。

その他、プレイヤーは共通のミッションに赴く一方でターゲットがそれぞれ異なる点や、敵の状態が確認できるアップグレードの存在、重く鈍い音が響くストンピングといった細かなシステムについても触れています。
「融合」に苦しむこと必至だという『Cronos: The New Dawn』はWindows(Steam, Epic Games Store, Microsoft Store)/PS5/Xbox Series X|S向けに2025年秋に発売予定です。









