
2025年7月1日、Steamはクライアントをアップデートし、設定でより細かなゲーム内パフォーマンスモニターを確認できるようになりました。フレームレートやCPU/GPU使用率などの情報が、画面上に詳細表示されます。
ゲーム上にパフォーマンスモニターを表示可能に。開発者のみならずプレイヤーのベンチマークにも役に立つかも

今回アップデートされたパフォーマンスモニターの設定は、Steamクライアント左上の「Steam」から「設定」を開き、設定項目中のうち「ゲーム中」から「オーバーレイパフォーマンスモニター」セクションで行えます。
表示するパフォーマンスの項目は「FPS(単一値)」「FPSの詳細」「FPSの詳細、CPU・GPUの使用率」「FPSの詳細、CPU、GPU、RAMの詳細」から選べます。表示位置や表示サイズも自由に決められるので、好みに設定しましょう。

そしてオーバーレイパフォーマンスモニターセクションから設定した任意の「Toggle performance monitor key(s)」キーを押すことで、パフォーマンスモニターを表示(画像の場合は左上)。このパフォーマンスモニター内では現在のfpsや、CPU・GPU使用率、RAM使用率を一目で確認できるようになっています。
この機能は、例えば現在のスペックのPCでゲームが想定通り動いているかのベンチマークとして使うことや、あるいはゲームの開発者であればメモリリークが発生していないかどうかの確認などにも用いることができるでしょう。
Steam公式の今回のアップデートの説明記事によればこのパフォーマンス表示は“第一歩”であり、今後拡充の予定もあるとのことです。
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