『モンスターハンターワイルズ』無料タイトルアップデート第2弾で実装された「セルレギオス」。前作『モンスターハンターライズ サンブレイク』ぶりの復活ですが、海外プレイヤーやXbox公式アカウントなどは同モンスターを「スティーブ(Steve)」と呼んでいます。
ゲームで「スティーブ」といえば“『マインクラフト』のデフォルトスキン”じゃないのか?もじるにしても“「セルレギオス(Seregios)」とは綴りが違いすぎる”のではないか?などの疑問が浮かぶかもしれません。しかし、この呼称のルーツは11年以上も前の海外カプコン社員によるちょっとした遊び心にあるようです。
実は長く続く伝統の呼び名―発祥は海外のとあるコメント欄
時は2014年4月21日、「セルレギオス」がシリーズにデビューした『モンスターハンター4G』(同年10月11日発売)のトレイラーが公開された頃に遡ります。当時のトレイラーで「セルレギオス」はチラ見せ程度の出番しかなかったものの、同日頃に実施された海外版『モンスターハンター3G』のスタッフとユーザーの交流プレイ配信のコメント欄(執筆時点でコメント欄は閉鎖済み。有志のアーカイブから確認可能)に「新しいキーモンスターの名前は何?」との質問が登場しました。
当時カプコンUSAスタッフだったYuri Araujo氏が「今のところは“Steve”でどうだろう?」と冗談めかして返答したところ、この名前が定着。そこから2025年に至るまでコミュニティの間で「セルレギオス」を「Steve」と呼ぶ伝統が続いているようです。

なお、当のAraujo氏は2022年5月19日をもってカプコンUSAを去っており、英語版PlayStation.Blogでは同氏が書いた記事が確認できるほか、前作『モンスターハンターライズ サンブレイク』のスタッフクレジットにも名前が記載されています。
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