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オリジナル版『FF7』で「エアリス」の帰りを待つ息子のために学校の休みをとる父―世代を超えるトラウマに沸き立ち懐かしむゲーマーたち

28年前に発売されたゲームのトラウマが世代を越えて受け継がれることに感慨を抱きつつ、少年を見守っています。

ゲーム文化 カルチャー
オリジナル版『FF7』で「エアリス」の帰りを待つ息子のために学校の休みをとる父―世代を超えるトラウマに沸き立ち懐かしむゲーマーたち
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!注意!
本稿は『ファイナルファンタジーVII』のネタバレを含んでいます。閲覧にはご注意ください。

1997年に発売された『ファイナルファンタジーVII(以下、FF7)』について、「エアリス」の帰りを待つ息子のために学校に休みの連絡を入れたRedditの投稿がゲーマーたちの共感を呼び注目されています。

世代を超える「エアリス」のトラウマ

初めて『FF7』をプレイするという14歳の息子は、古代種の神殿をクリアして「エアリス」がパーティから離脱するところまで進めて、「エアリスが戻ってきたら、隠しキャラを探しに行く」と報告しました。

これからの冒険にもエアリスが必要だと感じている息子に待ち受ける試練を鑑みて、投稿者は学校に明日は登校できないと連絡しています。

『FF7』には、パーティメンバーでもあるエアリスが「忘らるる都」でセフィロスの凶刃に倒れる衝撃的なシーンがあり、数多くのゲーマーたちの心に傷を残しました。

投稿にはプレイ時のショックを思い出すゲーマーたちが集い、ゲームで初めて泣いた、メインヒーラーがいなくなって絶望したなどの体験談が寄せられています。

My 14yo son is playing through FFVII for the first time. He just said, "I'll go find that other secret character after I get Aeris back in my party. I don't think I could make it without her." I just let the school know he won't be able to make it tomorrow.
byu/PvtDeth ingaming

エアリスを蘇らせる方法について、様々な噂が飛び交っていたことを思い出すゲーマーもおり、嘘だと気づいた時にうちひしがれた思い出を語っています。また、当時の環境を振り返り、2016年に閉鎖されたゲームサイト「GameTrailers」などを懐かしむ声もありました。

過酷な運命が待ち受ける息子については、幼い時期に名作を初めて体験できることを羨みつつ、これから味わう悲しみは全く羨ましくないと述べるコメントも。ゲーマーたちは28年前に発売されたゲームのトラウマが世代を越えて受け継がれることに感慨を抱きつつ、悲しい体験を乗り越えて大人になっていく少年を見守っています。


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ライター:三ツ矢,編集:八羽汰わちは

ライター/釣られゲーマー 三ツ矢

格闘ゲームやメトロイドヴァニアを中心にゆるく楽しむゲーマー。ストアページの紳士向けバナー画像によく釣られています。

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編集/多趣味オタク 八羽汰わちは

はちわたわちは(回文)Game*Spark編集部員、デスク担当。特技はヒトカラ12時間。

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