スイスのインディーデベロッパーLululu Entertainmentは、サンドボックスアドベンチャー『ヘンリー・ハーフヘッド』をリリースしました。
“半分だけの頭”があらゆるものに変身

『ヘンリー・ハーフヘッド』は、その名のとおり“半分だけの頭”を持つ不思議なキャラクター「ヘンリー」が主人公です。プレイヤーはヘンリーを操作し、周囲のあらゆる物体に次々と変身していきます。
ナイフになって食材を切ったり、じょうろになって植物に水をやったり、紙飛行機になって空を飛んだりと、用意されたオブジェクトはなんと250種類以上。オブジェクトごとに特性や役割が異なり、組み合わせ次第でさまざまな遊び方が生まれるのが大きな魅力です。


ゲームはヘンリーの人生を軸に展開します。子ども時代の自由で好奇心に満ちた日々から、成長して学校や仕事を経験する日常へと進んでいく中で、プレイヤーは数々のシチュエーションを体験していきます。
ただ物体に変身するだけでなく、“どう遊ぶか”を自分で見つけ出せる構造になっており、ちょっとした工夫や発見が新しい遊びを生み出す仕組みです。ゲーム全体が「大人になっても遊び心を忘れないでほしい」というメッセージをやわらかく伝えているのも印象的です。

グラフィックや世界観も独特で、明るくポップなデザインとユーモラスな雰囲気がプレイヤーを包み込みます。丸みを帯びたオブジェクトの造形や、ナレーションが添えるコミカルな掛け合いは、まるで絵本の世界を旅しているような感覚を与えてくれます。
また、ローカル協力プレイに対応しており、友人や家族と一緒に「このアイテムに変身してみよう」と試行錯誤しながら進められるのも大きなポイントです。ひとりで遊んでも、誰かと笑いながら遊んでも楽しい作品に仕上がっています。



『ヘンリー・ハーフヘッド』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5向けに発売中。ニンテンドースイッチ/ニンテンドースイッチ2版は9月18日発売予定です。












