2025年11月3日、日本を代表するスーパーコンピューター「富岳」の総責任者などを務めた計算機科学者・松岡聡氏はFCソフト『ピンボール』について「私の昔の物理シミュレーションの仕事です(スパコン関係ないですが)」とX上で反応を示しました。
2人の「聡」が作り上げたFC『ピンボール』

FCソフト『ピンボール』は1984年に任天堂より発売された、その名の通りピンボールのゲームです。シンプルなピンボールながら球の動きや台の演出が細かく作り込まれており、今遊んでも充分に楽しめる一品です。

同ソフトの開発はハル研究所で、当時ハル研究所に出入りしていた松岡聡氏と、後にハル研究所、そして任天堂の社長となる故・岩田聡氏によってプログラムが行われました。
後に任天堂の社長となった岩田聡氏の経歴・逸話(開発が難航した『MOTHER2』や『ポケットモンスター 金・銀』の現場に入り無事開発終了にこぎつけた、『大乱闘スマッシュブラザーズ』の雛型を桜井政博氏と共に2人で作り上げた……など)は広く知られるところではありますが、松岡聡氏の経歴も負けてはいません。
松岡聡氏は高校・東京大学在学中にハル研究所に携わった後、東京工業大学助教授や国立情報学研究所客員教授といった経歴を経て、理化学研究所計算科学研究センター(R-CCS)センター長に就任。先述した通り日本を代表するスーパーコンピューター「富岳」の総責任者でもあり、IEEE(米国電気電子学会)による計算機科学分野の最高峰の賞であるシドニー・ファーンバック賞も受賞しています。
この2人の天才「聡」が協力して作り上げたFC『ピンボール』は、奇跡の逸品だったのかもしれません。
FC『ピンボール』は、ニンテンドースイッチオンライン加入者向けのサービス「ニンテンドークラシックス」にて遊ぶことができます。







