『空の軌跡』復活など躍進続く日本ファルコムの“レジェンド級RPG”が蘇る! エディアとのライセンス締結に注目すべき理由とは | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

『空の軌跡』復活など躍進続く日本ファルコムの“レジェンド級RPG”が蘇る! エディアとのライセンス締結に注目すべき理由とは

近年の活躍が続く日本ファルコム。その往年の作品が、エディアの手を経て再び蘇ろうとしています。

連載・特集 特集
『空の軌跡』復活など躍進続く日本ファルコムの“レジェンド級RPG”が蘇る! エディアとのライセンス締結に注目すべき理由とは
  • 『空の軌跡』復活など躍進続く日本ファルコムの“レジェンド級RPG”が蘇る! エディアとのライセンス締結に注目すべき理由とは
  • 『空の軌跡』復活など躍進続く日本ファルコムの“レジェンド級RPG”が蘇る! エディアとのライセンス締結に注目すべき理由とは
  • 『空の軌跡』復活など躍進続く日本ファルコムの“レジェンド級RPG”が蘇る! エディアとのライセンス締結に注目すべき理由とは
  • 『空の軌跡』復活など躍進続く日本ファルコムの“レジェンド級RPG”が蘇る! エディアとのライセンス締結に注目すべき理由とは
  • 『空の軌跡』復活など躍進続く日本ファルコムの“レジェンド級RPG”が蘇る! エディアとのライセンス締結に注目すべき理由とは
  • 『空の軌跡』復活など躍進続く日本ファルコムの“レジェンド級RPG”が蘇る! エディアとのライセンス締結に注目すべき理由とは
  • 『空の軌跡』復活など躍進続く日本ファルコムの“レジェンド級RPG”が蘇る! エディアとのライセンス締結に注目すべき理由とは
  • 『空の軌跡』復活など躍進続く日本ファルコムの“レジェンド級RPG”が蘇る! エディアとのライセンス締結に注目すべき理由とは

1980年代からコンピューターゲームを展開してきた日本ファルコムは、国内でも有数の老舗ゲームメーカーのひとつです。『軌跡』シリーズや『イース』シリーズといった、代表的な作品が今なお現役で展開されており、40年以上も存在感を示し続けてきました。

特に近年の展開は目覚ましく、『軌跡』シリーズの原点である『英雄伝説 空の軌跡FC』をフルリメイクした『空の軌跡 the 1st』が2025年9月に発売されたばかり。全てを3Dで描画し、従来のコマンド選択だけでなくアクションバトルも盛り込んだ意欲作は、従来のファンから新規のユーザーまで、幅広い層を虜としました。

また、『イース』シリーズのナンバリング最新作『イースX -NORDICS-』が2023年に発売された上に、新要素を追加した『イースX -Proud NORDICS-』も、ニンテンドースイッチ2向けに2025年7月にリリースされています。

『空の軌跡 the 1st』や『イースX -Proud NORDICS-』は、いわば日本ファルコム作品の最前線。その活躍は目覚ましく大きな注目も集めていますが、その歴史の黎明期ともいえるレジェンド級の作品も、新たな節目を迎えようとしています。

■日本ファルコム作品の名作が蘇る!

レトロゲームの現行機移植に活動的なエディアは、日本ファルコムが保有するいくつかのゲームタイトルに関する全世界向け商品化のライセンス契約締結を、2025年9月3日に発表しました。


対象となった作品は、『イースI・II』、『イースIII』、『イースIV The Dawn of Ys』、『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』、『ドラゴンスレイヤー英雄伝説II』、『風の伝説ザナドゥ』、『風の伝説ザナドゥII』の7作品。

いずれも、1989年~1995年にかけて登場したPCエンジン(CD-ROM2およびSUPER CD-ROM2)版で、各シリーズの黎明期や新展開を飾ったものばかりです。

いわばレジェンド級と称しても過言ではない作品群が、エディアの手で再び現行機に蘇ろうとしています。この動きが、なぜ注目を集めているのでしょうか。

■PC中心から“広く支持される”作品に繋がった『イースI・II』

画像は「マイニンテンドーストア」より 『EGGコンソール イース PC-8801mkIISR』

アクションRPGの名シリーズとして屈指の歴史を誇る『イース』シリーズは、中期までPC向けを中心に展開していました。ファミコン版などもリリースされたものの、PC版のような美麗なグラフィックには残念ながら及びません。

当時のPCは現在ほど一般的ではなく、ユーザーはコアなゲームファンや最新の技術に触れたい人などがほとんど。カジュアル層への普及は、まだ後年の話となります。そのため、コンシューマーのユーザーにとって、PC版の“美しい『イース』”は憧れの的でした。

その憧れが、1989年に登場したPCエンジンCD-ROM2版『イースI・II』のおかげで、突如身近なものとなります。CD-ROMによる大容量化と表現の向上により、家庭用機でも“美しい『イース』”を描くことに成功しました。

PC向けに展開していた『イース』シリーズの1作目と2作目は、時系列的に直接繋がる前後編の関係にあるため、一連の冒険を通して遊べる『イースI・II』は、構成としても理想的な作品でした。

画像は「マイニンテンドーストア」より 『EGGコンソール イースII PC-8801mkIISR』

また、PC版『イースII』のオープニングでは、ヒロインのリリアが振り向く動きをアニメーションで表現していました。現代では当たり前の表現ですが、当時の水準的な技術では考えられないほど優れた描画演出だったため、『イースII』の象徴として賞賛と注目を集めたシーンです。

その“リリアの振り向き”を、『イースI・II』は更にきめ細かく描写し、揺れ動いた後の後れ髪も繊細に表現しています。PC版以上と言っても過言ではないほど卓越したシーンに仕上がっており、店頭で流れる『イースI・II』の映像がゲームファンの心を強く捉えました。

もちろん『イースI・II』は、ゲーム部分もPC版に負けない完成度に仕上がっており、美しい『イース』を堪能できる作品として広く世に知られました。その結果、『イースI・II』はPCエンジンを代表する作品のひとつに数えられており、この作品が『イース』人気に少なからず影響を与えたことでしょう。

『イース』シリーズを語る上で、PCエンジンCD-ROM2版『イースI・II』の存在は決して外せません。『イースI・II』は、後年になってバーチャルコンソール版やゲームアーカイブス版が出たものの、令和7年の現行機ではいずれもアクセスできず、手軽に遊べる環境からは縁遠くなっていました。

しかし今回のライセンス締結により、『イースI・II』を再び現行機で遊べる日がいずれ訪れるはず。しかも、『イースIII』や『イースIV The Dawn of Ys』も予定されています。近年の『イース』作品でシリーズに興味を持った人は、黎明期の各作品が登場する日をお待ちください。



ライター:臥待 弦(ふしまち ゆずる),編集:八羽汰わちは



ライター/楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦(ふしまち ゆずる)

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

+ 続きを読む

編集/ 八羽汰わちは

はちわたわちは(回文)Game*Sparkの共同編集長。特技はヒトカラ12時間。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top