『塊魂』の高橋慶太氏、自身の最新作は売上不振…海外メディアインタビューにて苦境を吐露 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

『塊魂』の高橋慶太氏、自身の最新作は売上不振…海外メディアインタビューにて苦境を吐露

『to a T』にまつわる現状が赤裸々に述べられました。

ニュース ゲーム業界
『塊魂』の高橋慶太氏、自身の最新作は売上不振…海外メディアインタビューにて苦境を吐露
  • 『塊魂』の高橋慶太氏、自身の最新作は売上不振…海外メディアインタビューにて苦境を吐露
  • 『塊魂』の高橋慶太氏、自身の最新作は売上不振…海外メディアインタビューにて苦境を吐露
  • 『塊魂』の高橋慶太氏、自身の最新作は売上不振…海外メディアインタビューにて苦境を吐露

海外メディア「GamesRadar+」は、『塊魂』シリーズや『のびのびBOY』を手掛けたゲームデザイナー・高橋慶太氏へ、同氏の最新作『to a T』にまつわるメールインタビューを実施しました。しかしそこでは高橋氏制作の『to a T』の売上不振や、日本への帰国などの苦境も赤裸々に語られています。

帰国理由のひとつは、『to a T』の売上不振

高橋慶太氏は、バンダイナムコゲームス(現バンダイナムコエンターテインメント)にて、『塊魂』シリーズや『のびのびBOY』を手がけたゲームデザイナー。2010年に退社しています。

その後は『Wattam (ワッタン)』など制作し、2025年にはゲームスタジオ・uvula開発でアドベンチャーゲーム『to a T』をリリースしたばかり。

『to a T』は、体が“Tの字”な「ティーン」が主人公で、奇妙な設定で紡がれる日常が印象的なゲームです。高橋氏の紡ぐ独特の世界観が詰め込まれた一作と言えるでしょう。

今回、海外メディア「GamesRadar+」が行ったインタビューは、元々ビデオ通話で行われる予定だったそうですが、サンフランシスコ在住だった高橋氏が日本に帰国することを受け、メールインタビューに変更されたとのこと。そして、その回答の中では帰国理由のひとつが『to a T』の売上が芳しくなかったことだとも明かされています。

この売上不振についての話題は、「ニッチなゲームを作ること」を聞かれた流れでの発言です。同氏は、ニッチなゲームを目指して作品を作る人間はいないとし、“ニッチなゲーム”はあくまで結果に過ぎないとしています。

しかしその一方で、『to a T』はメインストリームから離れた作品であるとも述べられました。続き、最近日本に帰国したこと、そしてその理由は『to a T』の売上が振るわなかったためということが綴られています。

売上不振だったとはいえ、今回インタビューを実施した「GamesRadar+」のライターは、『to a T』を個人的なGOTYとまで評価しており、今回メールインタビューを全文掲載した理由は、ゲーム内容のみならず、同氏が「ユーモラスでありつつも現実を受け止める器があり、応援したいから」と述べています。

最後には、オススメの音楽を聴かれた高橋氏が(日本でもかつて流行った)M.C. Hammerの「U Can't Touch This」をピックアップし、インタビューは幕を閉じています。



『to a T』は、以前に掲載したGame*Sparkレビューでも高評価を獲得しています。『塊魂』シリーズなどを始めとした同氏の世界観が好きな方は、「U Can't Touch This」を聞きながら『to a T』をチェックしてみてください。


ライター:高村 響,編集:八羽汰わちは


ライター/ゲームライター(難易度カジュアル) 高村 響

最近、ゲームをしながら「なんか近頃ゲームしてないな」と思うようになってきた。文学研究で博士課程まで進んだものの諸事情(ゲームのしすぎなど)でドロップアウト。中島らもとか安部公房を調べていた。近頃は「かしこそうな記事書かせてください!」と知性ない発言をよくしている。しかしアホであることは賢いことの次に良い状態かもしれない……。

+ 続きを読む

編集/ 八羽汰わちは

はちわたわちは(回文)Game*Sparkの共同編集長。特技はヒトカラ12時間。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ニュース アクセスランキング

  1. 「名越スタジオ」公式サイトがアクセス不可に。3月から不穏な動きが続くも公式声明は未だ発表されず

    「名越スタジオ」公式サイトがアクセス不可に。3月から不穏な動きが続くも公式声明は未だ発表されず

  2. 『Forza Horizon 6』では夜の都会を「R33 GT-R」で、峠を「フェアレディZ」で走れる―日産自動車が“日本舞台”の魅力を語る

    『Forza Horizon 6』では夜の都会を「R33 GT-R」で、峠を「フェアレディZ」で走れる―日産自動車が“日本舞台”の魅力を語る

  3. 『紅の砂漠』Pearl Abyss、今後はクリーチャー収集オープンワールドACT『ドケビ』最優先と改めて表明。パワードスーツMMOシューター『PLAN 8』もじっくり開発中

    『紅の砂漠』Pearl Abyss、今後はクリーチャー収集オープンワールドACT『ドケビ』最優先と改めて表明。パワードスーツMMOシューター『PLAN 8』もじっくり開発中

  4. 『パルワールド』に新展開?「Palworld Online」が米国と韓国で商標登録出願

  5. 『Forza Horizon 6』ファイル流出問題でPlayground GamesとSteamDBが声明―「プリロードの問題ではない」とSteamDB経由の流出を否定

  6. ゲームクリエイター・名越稔洋氏が破裂!? スタジオ設立3周年を記念したブランド映像があまりにも衝撃的

  7. 『キングダム ハーツ』新作をTGS公式Xが匂わせ!?海外ゲーマー盛り上がるも、投稿画像は単なるフリー素材の模様

  8. セガ、2026年度はF2P新作が苦戦…位置づけ見直しへ―2027年度は『STRANGER THAN HEAVEN』含む主力IP新作4本投入。一方「Super Game」は開発中止

  9. 『ゴールデンアックス』『クレタク』など…今年度中に名作IPの復活はあるか?セガの決算から見える可能性―『Shinobi』新作は2025年に発売済み

  10. 『Stellar Blade』続編は「発売初日から幅広いユーザーに届ける」―自社パブリッシング作品として2026年内詳細発表へ

アクセスランキングをもっと見る

page top