ポーランドのBig Cheese Studioは、料理&レストラン経営ゲーム『Cooking Simulator 2: Better Together』を、PC(Steam)向けに2026年4月1日リリースしました。
本作は、2019年にリリースされ高い人気を獲得した『Cooking Simulator』の続編タイトル。プレイヤーはレストランの料理人となって、食材の管理や調理、お客さんへの提供などを行っていきます。プロ仕様の料理用具や食材ごとの管理、適切な温度などを考える高度な料理シミュレーションとしてのゲーム性が大きな魅力です。
続編ではマルチプレイ協力モードを搭載し、他のプレイヤーと協力して料理を作ることも可能に。さらに厨房のアップグレードや自分だけのオリジナルレシピの開発など、自宅で料理を試してみたり、さまざまな機能で自分だけの理想のレストラン経営を行えます。

本稿では、待望の新作『Cooking Simulator 2: Better Together』の先行プレイの様子をお届けします!
遊びやすく調理と経営に特化したキャリアモード
ゲーム開始時には、まずプレイヤーの分身となるキャラメイクを行います。本作のメインモードは、レストラン経営でお金と名声を稼いでいくキャリアモードと、さまざまな設定で自由に遊べるサンドボックスモードが用意されており、どちらのモードでもシングルとマルチプレイの選択ができます。
キャリアモードでは、最初にチュートリアルを受けるかどうかを選択できます。チュートリアルでは、まず簡単な料理としてフライドポテトを作るシーンから始まります。今作では食材を包丁で切る作業は、まず「四つ切り」「輪切り」などの種類を選択後、食材のガイドに従って操作することが必要です。





その後はオーブンでじゃがいもに火を通しますが、オーブンは温度を設定して予熱を行う必要があります。下ごしらえが済んだら今度はフライヤーで揚げていきます。どちらの作業もタイマーが必須なので、しっかりと準備しておきましょう。なお、レシピはピン留めできるので、温度や時間の管理は難しくありません。
各食材の準備ができたら、最後はプレートステーションで盛り付け作業です。盛り付けは、どんな更に入れるかを決定後、食材を回転させて自分の好きなように配置できます。レシピを指定しておけば、食材や調味料の種類や量なども表示されます。また、盛り付け時にはアンドゥもできるので、気に入らない時はやり直せます。





無事に料理が完成したらテーブルまで料理を運びます。チュートリアルでは買い物やスキル設定、自宅の過ごし方など、さまざまな基本を学べます。前作から調理もレストラン内の操作も大きく変わっていますが、チュートリアルがかなり丁寧なので、まずはこちらをプレイするのがオススメです。





調理・接客・後片付け
ゲームの基本的な流れは3つのフェーズに分かれています。営業開始フェーズでは、提供する料理のメニューを決定したり、そのための下ごしらえなどを行います。サービスフェーズはレストランの営業時間で、やってくるお客さんの接客や調理、料理の提供などの作業のある、一番忙しい時間帯です。
レストラン営業ではお客さんからオーダーを取り、制限時間内に料理を作って提供しなければなりません。提供時にはお金とチップをもらえるほか、料理の細かな感想データも得られます。このデータは調理ミスや“客層の味の好み”などがわかるので、次回の改善に繋げられる大切なものです。





最後の営業終了フェーズでは、キッチンの後片付けや不足しているものをショップで注文します。このフェーズで注文した品は翌日届くので、営業開始フェーズに受け取れます。また、どうしてもすぐ必要な食材がある場合は、配達料金を上乗せしてすぐ届けてもらうこともできます。
また、食材の片付けも大切です。時間とともに食材は新鮮さが失われていくので、使った食材の残りは冷蔵庫に入れる必要があります。すべての片付けを終えたら帰宅できます。自宅ではゲームの進捗確認や買い物ができるほか、置いてある食材で料理の練習をすることもできます。



もちろんどの時間でも汚れた床の清掃などは重要です。日々の業務をこなしていくなかで、いかにして快適なレストランを作り上げていくのかを考えることが、経営の成功につながります。



キャリアを積み上げ成長しよう
ゲーム内ではレストラン経営だけでなく、優れたシェフが集まる組織「コンコルド・キュリネール」から与えられるクエストに挑むのも大きな目的です。課題にはお客さんを満足させるもの、特定の調理工程をこなすものなどがあり、クリアすることで新しい食材やレシピを獲得できます。
また、特定のクエストをクリアしたり、日々のレストラン業務で獲得した名声を使用することで「パーク」が解放されます。パークには経営面のボーナスがあったり、調理でのミスの範囲が緩和されたりするものがあり、マルチプレイ時は全プレイヤーに共有されます(参加人数で装備数は変化)。





プレイヤーのレベルが上がれば、経営面と調理面の2つのツリーから「スキル」も習得できます。スキルの中には複数食材を一度に味付けできる、腐りそうな食材を目視できるといった機能がアンロックされるものがあるほか、マルチプレイ用の「投げられたものをキャッチする」といった、ユニークなものも用意されています。
さらにレストラン業務で稼いだお金で調理器具をアップグレードも可能です。今作は調理の時間管理がかなり重要でタイマーが欠かせません。アップグレードすることで、一度に調理できる数が増えるだけでなく、タイマー内蔵機器導入もできるようになり、どんどん難しい工程をこなしやすくなります。





獲得できるスキルやパーク、アップグレードは明確にプレイを改善してくれます。今作では、前作以上に細かな調理や管理も必要なので、最適化のためにもどんどん己を磨いていく必要があるのです。




いざアレンジ&オリジナル料理!
本作の大きな特徴にプレイヤーがオリジナル料理を作れる要素があります。キッチン内の「設計図」にアクセスすることで新たなレシピが創造可能で、材料や調理法を1から考えるだけでなく、既存のレシピを元にしたアレンジレシピを作り上げることができます。
設計図では、各食材をどのように切るか、どのような調理(グリル・煮る・オーブン・混ぜるなど)をするか、最後にどのように仕上げるかなどをチャートの形で配置しながら、レシピを作り上げていきます。完成した料理はメニューとして提供可能で、しっかりとレシピもピン留めで表示できます。



最初はアレンジ料理を作るのがオススメです。ハンバーガーに追加の食材を入れたり、フライドポテトの味付けを変えたり、それだけでもお客さんの反応は変わります。今作では自由に食材を切るといった要素が無くなっている(食材ごとに切り方が決まっている)ので、ある程度はオリジナル料理を作る際にもイメージは作りやすいかも知れません。
既存のレシピであっても、客層によって異なる味の好みに合わせて調味料を調整するなどのアレンジも可能です。客層ごとの好みを見つけ出すというクエストも用意されています。もちろん同じ味わいを提供して堅実に稼ぐこともできるので、自分なりのプレイスタイルでじっくりとキャリアを積んでいきましょう!





『Cooking Simulator 2: Better Together』では、前作から調理工程、経営要素などが大きく変化しています。オリジナルやアレンジ料理を作れることもゲームに変化をもたらし、その上で客層ごとの好みを考慮するといった、シミュレーション要素もプレイを飽きさせません。
あらゆる面でゲームとしての遊びやすさ、UIの見やすさなどが改善されている本作。調理シミュレーターとしての魅力はたっぷりです。個人的には、この手のお仕事シミュレーターで最初に“ボロボロの作業場を直す工程”がないことで、前作が出た時代とのジャンルの変化を感じました。


一方でマルチプレイを大きな売りとしていることもあり、ソロプレイで店が繁盛してくると作業が手一杯になる印象です。いきます。サンドボックスモードでは客の来店頻度などをある程度調整できますが、困った時はお客さんのオーダーをお断りするというのも一つの選択です。
もちろん日本語にも対応している『Cooking Simulator 2: Better Together』は、PC(Steam)にて配信中です。











