クールビューティーな捜査官×怪異の力を得た眼鏡男子の男女バディが、崩壊した東京を駆け抜ける!アークシステムワークス完全新作RPG『神貌のクリファ』プレイレポ | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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クールビューティーな捜査官×怪異の力を得た眼鏡男子の男女バディが、崩壊した東京を駆け抜ける!アークシステムワークス完全新作RPG『神貌のクリファ』プレイレポ

アークシステムワークスといえば、やっぱりクソデカカウンターだよね!

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クールビューティーな捜査官×怪異の力を得た眼鏡男子の男女バディが、崩壊した東京を駆け抜ける!アークシステムワークス完全新作RPG『神貌のクリファ』プレイレポ
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2026年9月24日、アークシステムワークスの完全新作RPG『神貌のクリファ』が、ニンテンドースイッチ/PS5/PC(Steam、Epic Games Store)向けに発売されます。

『GUILTY GEAR』や『BLAZBLUE』などの、人気2D対戦格闘ゲームを世に送り出してきたアークシステムワークス。そんな同社とユナイトプラスが開発を手掛ける本作は、「タクティカルカウンター・タイムラインRPG」と銘打たれた、新機軸のバトルシステムが特徴です。

ゲームデザイナーおよびディレクターには、『クライマキナ/CRYMACHINA』などを手掛けた平八重諭氏、キャラクターイラスト担当にはろるあ氏が名を連ねています。

オカルティックな禍々しさが印象的なキービジュアル、「世界崩落」という災害によって現実が侵食され、怪異が跋扈する東京という舞台設定……これらの要素だけでも興味をそそられますが、本作の大きな見どころは、やはり独自のバトルシステムにあります。

本記事では、そんな『神貌のクリファ』を実際にプレイ。バトルはもちろん、退廃的な雰囲気に彩られたストーリーや、独特な手触りのセルルックで描かれるキャラクターなど、プレイを通して感じた本作の魅力をレポート形式でお届けします!

なお、執筆にあたってはアークシステムワークスよりキーの提供を受けています。

謎多き捜査官と、怪異に“成りかけ”の一般市民――でこぼこ男女バディが崩壊した東京を探索し、世界崩落の真相に迫る

「世界崩落」という大災害により、都市は退廃し、カルト教団や心身を蝕む魔の薬、異形の怪異までもがはびこる2030年の東京が、本作の舞台です。

主人公は警視庁公安部外事第五課(通称:公安変異対応課)の捜査官である緋月レナ。汚染区域の調査に向かった彼女が、怪異に襲われ倒れていた星嚙ソウマを発見するところから、物語は始まります。

人間と怪異が混ざりあった“成りかけ”と呼ばれる状態に陥っていたソウマ。法的には市民権どころか生存権も失効した状態であるため、本来なら危険な存在として駆除される対象にあります。が、人としての理性を保ったまま怪異の力を振るえる特異な性質を見込まれ、捜査官であるレナに“拾得物”として保護されることに。

こうして、黒髪眼鏡男子とクールビューティの男女バディが誕生したわけです。

本作は、そんな緋月レナと星嚙ソウマのW主人公で展開していきます。

男女バディとはおしなべて良いものですが、クールでミステリアスな保護者ポジションのお姉さんと、保護される側でありながらもしっかり相手を支える力量を秘めた年下男児の組み合わせは、とりわけ良いものです。

星嚙ソウマは、大災害で家族を失い、配達員のバイトで日銭を稼ぐ20歳の一般市民。そのバイト中に怪異の被害に遭い、超常的な力を持つ「Tier one」へと変異しかける“成りかけ”という状態になってしまったことで、物語が動き出します。

「どうせ家族もいないし、生活もキツかったし、面倒見てもらえるならまあいいか」という、楽観的かつ厭世的なイマドキの若者らしいスタンスで、過酷な状況に飄々と身を投じていきます。多少ひねくれてはいるものの、根っこは正義感の強い青年であるソウマ。物語の真相に近付くにつれ、彼がどのように自身と向き合っていくのかも見どころです。

公安の捜査官として怪異と戦う緋月レナは、自己に関わる未来を見通す力を持っており、戦闘時にはスティグマと呼ばれる文様が胸元から全身にかけて広がります(かっこいい)。自身の「Tier one」を封印した過去を持つなど、主人公ながら謎の多い人物です。

非常にクールで、いわゆるシゴデキのバリキャリな印象が強いレナ。しかし、ソウマと行動をともにするうちに、だんだんと大雑把な面が露呈していったり、その特異な能力ゆえに繊細で傷つきやすい一面も垣間見えてくるというギャップも魅力です。

ストーリーはノベル形式で進行し、ほぼフルボイスに対応。緋月レナ役を長谷川育美さん、星嚙ソウマ役を伊月登宇聖さんが担当しています。他のキャラクターにもボイスが実装されており、ドラマティックにストーリーを彩ります。

物語は、全体マップに表示される各種ポイントを調査することで進んでいきます。昼と夜の時間経過システムも存在しており、特定の時間帯に調査することでしか発生しないイベントなども。世界を襲った謎の大災害の真相や、その陰で暗躍する謎の人物たちの思惑などが徐々に明らかになっていきます。

文明崩壊一歩手前の荒廃した街並みの美しさや、陰鬱な世界観で展開されるレナとソウマの軽妙なやり取りも見ものです。崩壊寸前の東京をじっくり散策したいところですが、あまり悠長にはしていられません。なぜなら、本作には、各チャプターごとに「現実崩壊」と呼ばれるリミットが存在するのです。

マップ左下には常に「現実崩壊発生まで」の残り日数が表示されており、期限を迎えると街にはびこる怪異が強化されてしまいます。昼と夜の行動を終えると日数が経過するため、現実崩壊が起こるまでにチャプタークリアを目指すのが基本的な遊び方です。

といっても、急かされるようなストレスはありません。調査ポイントで得た情報や、マップ上に表示されるヒントを参考にすれば、問題なく物語は進行していきます。また、様々な事件の調査報告や、世界崩落に翻弄される人々のSNSなどを見ることも可能。どれもみっちり情報が詰まっており、これらを読み解いていくことで、より深く本作の世界を知ることができます。

こういった情報の閲覧には行動ポイントを消費しないので、タイムリミットのあるシステムではあれど、自分のペースでじっくり浸れる裁量があるのは嬉しいポイントです。

東京の各所で次々と起こる事件を解決しながら、世界崩落の真相に迫っていくレナとソウマ。そんな2人もまた、過酷な状況の中で、己の運命と対峙していくことになります。

格ゲーさながらの爽快感!多彩なスキルを組み合わせて華麗にカウンターを叩き込む独自のバトルシステム

「タクティカルカウンター・タイムラインRPG」という名の通り、本作ではタイムラインで戦況を読み、戦略的にカウンターをキメて大ダメージを叩き出すことで、戦況を切り開いていきます。

画面上に表示されるタイムラインにて敵の攻撃タイミングや種類を予測することができ、それに合わせて対応した種類のスキルを“予約”することで、カウンターが発動します。カウンターというと、“相手の動きを見極め、的確なタイミングで瞬時にコマンドを入力して成立させる難易度の高い技”というイメージがありますが、本作ではこのタイムラインにより、戦略的にカウンターを発動させることができるわけです。 これにより、RPGでありながら、相手の動きを見極め、自らカウンターを狙っていく、そんな格ゲーさながらのアグレッシブなコマンドバトルが楽しめます。

敵の攻撃属性は赤・青・黄色の3色に分かれており、敵が放った攻撃と同じ色のスキルを合わせることでカウンターが発動。派手な演出とともに大ダメージを与えられます。また、レナとソウマは任意のタイミングで切り替えが可能。選択中のキャラクターをメインに操作しながら、バディにも指示を出すかたちで自在に攻撃を繰り出すことができます。

「相手の攻撃が読めるなら簡単なのでは?」と思うかもしれませんが、リアルタイムで進行するスピード感あるバトルの中で、2人のキャラクターを操作しながらタイムラインを読み、多彩なスキルを的確に選択するのは意外と手に汗握ります。アクションゲームのスピード感に慣れていない層は、戸惑うかもしれません。

しかしご安心を。バトル中は、いつでもスローにすることが可能!スローにすることで、タイムライン上に流れる相手の攻撃を落ち着いて分析し、どの攻撃をどのタイミングで繰り出すかを考えられます。

このスローの活用により、戦略的なコマンドバトルとして楽しんだり、リアルタイムで即座にスキルを放つ格ゲーのような戦い方をしたりと、習熟度や気分によって好きな遊び方ができるわけです。

また、3色の攻撃スキル以外にも、敵の弱体化や味方を回復する効果を持つもの、常時効果が発揮される補助系のパッシブスキルなど、攻撃以外のスキルも豊富に用意されています。スキルはバトル時に一定確率でドロップしたり、探索パートでリサーチポイントを使用して習得できたりします。これらを集める楽しみも、本作の魅力です。

集めたスキルは、状況や好みに応じて「スキルパレット」にセット。自在に組み合わせて自分好みの「スキルパレット」を作り上げ、ド派手なカウンターを叩き込みましょう!

強力な攻撃スキルほどカウンターを成立させるのが難しかったり、カウンターの効かない白色の属性を持つ攻撃はステップやガードで凌いだりと、なかなかに戦略の幅が広いのが悩ましくも面白いところ。他にも、ゲームオーバー必至の厄災技の発動に関連する「心理値」というゲージの存在など、本作独自のシステムが盛りだくさんです。

最初は覚えることが多く、慣れるまで戸惑うかもしれません。が、序盤から丁寧なチュートリアルが用意されているし、何より「ちょっと難しいけどカッコいい!」という爽快感に身を任せて遊んでいるうちに、いつのまにかバトルシステムが習得できるようになっているので、安心してこの世界に飛び込んでみてください。

バトルパートでは、セルルックで描かれたレナとソウマが画面上を縦横無尽に駆け回り、次々とド派手な演出で攻撃を繰り出します。とにかくずっとカッコいいです。キャラクターの個性が際立つ演出はリザルト画面まで抜かりなく、終始ワクワクが止まらないバトルパートに仕上がっています。

中でも、レナとソウマの協力攻撃・バディカウンターがめちゃくちゃアツい!自分のちからで発動させることに成功した時の感動を、ぜひ体験してみてほしいです!

アークシステムワークスの新規IPである『神貌のクリファ』は、その独自のシステムにより、慣れてくればプロゲーマーになったようなスピード感と爽快感あふれるド迫力のバトルを楽しめるのが魅力です。

ターン制のコマンドバトルやADVをメインに遊んでいる人でも、格ゲーやARPGで華麗なコンボやカウンター技をキメるようなバトルを体験することができます。『GUILTY GEAR』や『BLAZBLUE』などの対戦格闘ゲームを手掛けてきたアークシステムワークスならではの知見と技術が落とし込まれることで、独自のプレイフィールを持つRPGに仕上がっています。

ゲームを遊ぶ醍醐味のひとつは、「今までにないシステムを体験するワクワク」にあるのではないでしょうか。『神貌のクリファ』は、まさにそんな新鮮な驚きを味わわせてくれる作品だと感じました。最初は戸惑うタイムラインも、カウンターを狙えるようになってくると、戦況を自分の手で切り開いていく楽しさが見えてきます。

爽快感のあるカッコいいバトルを楽しみたい人はもちろん、背中を預け合える男女バディが好きな人にも、ぜひプレイしてほしい作品です!


『神貌のクリファ』は、2026年9月24日にニンテンドースイッチ/PS5/PC(Steam、Epic Games Store)向けに発売されます。

《ライター:難波,編集:みお》

ライター/ゲームと映画と小説と移動と格闘技と犬が好きな兼業ライター 難波

雪山のペンションで殺人事件に巻き込まれたり、きらめき高校で青春を謳歌したり、時を渡る翼で時代を駆け星の未来を救った経験を経て、現在はしがない会社員。主にRPGとADV、ホラゲーとギャルゲーが好きで、郷愁と可能性に満ちたドット絵のゲームに目がない。すてきなゲームを世に生み出してくれる作り手への感謝とリスペクトを原動力に文章を書いています。棺桶に入れてほしいゲームは『FF15』。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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