
9月17日から4日間にわたり開催された「東京ゲームショウ2026」。今回の記事では、マレーシアパビリオンのコーナーにて展示されていたインディータイトル『Wild Wild Eden』の試遊レポートをお届けします。

活気に溢れていたマレーシアパビリオンですが、本作のブースでは可愛らしいキャラクターがあしらわれたキーホルダーなどのグッズが配布されており、多くの来場者の目を引いていました。筆者もその雰囲気に惹きつけられ、ふらりと試遊台へ向かいプレイしてみることにしました。

本作は、一目見て分かる通り昨今のサバイバルクラフトブーム、とりわけ『パルワールド』などからの影響を色濃く感じさせるタイトルです。しかし、実際に画面を見てみるとキャラクターや世界観のディフォルメの方向性が全く異なっており、独自の画風というか、雰囲気を持っていることに気づかされます。ちょっと輪郭線が強く強調されて、コミックっぽい雰囲気があるのです。

試遊では、ゲームの導入にあたる序盤パートをプレイできました。基本的なゲームサイクルは、広大なフィールドを駆け回りながら木を伐採し、石を砕いて素材を集め、作業台を作って自身の拠点を作り上げていく……という、このジャンルとしては王道でお馴染みのシステムです。言ってしまえば「いつものやつ」ではあるのですが、各種アクションのレスポンスが良く、戸惑うことなくスムーズにゲームの世界に入り込むことができました。

プレイ中に短い時間でも強く印象に残ったのは、そのグラフィックのクオリティです。インディーゲームという枠組みでありながら、自然環境の描写や光の表現が”リアリスティック”とはまた異なった方向に美しく、良い意味でインディー作品とは思えないほどリッチな映像表現に驚かされました。

残念ながら試遊という限られた時間の中では、ゲームの全容や終盤の展開までは把握しきれませんでした。しかし、全体を通して受ける手触りの良さからは、スタンダードかつカジュアルに遊べる『ARK: Survival Evolved』系のサバイバルクラフトとして、充分に期待が持てるポテンシャルを感じます。大きいスキルツリーなど、やりこみ要素の片鱗も見ることができました。

今後、魅力的なモンスターたちとの関わり合いや、拠点拡張の要素がどのように広がっていくのか。まだまだ未知数な部分は多いものの、正式リリースに向けて今後の展開を急かさず見守りたいタイトルのひとつとなりました。
『Wild Wild Eden / ワイルド ワイルド エデン』は、PC(Steam)向けに2027年春早期アクセス開始予定です。










