
初代『Counter-Strike』の開発等に携わった元Valve社員のMinh Le氏は、インディーゲーム系インフルエンサーのIndie Game Joe氏との対談の中で、Valve社長のゲイブ・ニューウェル氏に関する奇抜なエピソードを明かしました。
Valveへ5ヶ月に渡る閉塞感を生み出した社長の奇行とは…!?
単刀直入にゲイブ氏の人柄について尋ねられたLe氏は、「本当に風変わり」と話を切り出しいくつかのエピソードを紹介。ある時は中世の剣や斧といった刃物の収集にハマっていたとのことで、最終的にはレッスンを受けるほどにナイフの自作にのめり込むなど、小さな好奇心から何事にも夢中になってしまうとゲイブ氏の印象を語りました。

そういったゲイブ氏の側面を語るより端的なエピソードとして、ゲイブ氏がモンゴルの歌唱法「ホーミー」に憑りつかれた時期があることも暴露。ドキュメンタリー映画から興味を持って練習を始めるや否や、オフィスの廊下を歌いながら歩き回るようになり、その音の大きさから従業員たちは自室のドアを完全に閉め切っていたといいます。ゲイブ氏のホーミーブームは5ヶ月に渡り続いたといい、その間オフィスは一時閉鎖的な雰囲気になったとのことです。
奇行の裏に確かなセンスが光る先見の明
冗談交じりにゲイブ氏の「奇行」を語ったLe氏ですが、それこそがゲイブ氏の学び、探求する姿勢の表れであるとも説明し、Steamの誕生におけるエピソードも語っています。曰く、Steam以前のValveはパブリッシャーとの折り合いが悪かったといい「もう二度とパブリッシャーに関わりたくない」との思い一つで、デジタルマーケットプレイスとして今日まで圧倒的シェアを誇るSteamを完成させたそうです。

当時のネット回線の遅さも相まって、Le氏を含む当時の社員の面々からは訝しがられていた企画だったというSteam。奇行の裏に確かなセンスが光るゲイブ氏の先見の明には脱帽です。









