
Rockstarの開発責任者兼共同スタジオヘッドのRob Nelson氏が海外メディアIGNのインタビューに応じ、『グランド・セフト・オートVI』では過去作のようにプレイヤーが「全能」ではなくなることを明かしました。
世界中の人々が独自の衝動を持つ
Nelson氏は「世界があなたに作用し、あなたも世界に作用します。過去の『GTA』では、プレイヤーは少し全能でした」と説明。従来のシリーズでは、警察を除けばプレイヤーだけが「見えない武器庫」を隠し持っており、世界中の人々は恐怖で逃げ出すだけでした。
「『GTA 6』の世界はそうではありません」とNelson氏。今作では、NPCが独自の衝動を持ち、プレイヤーに襲いかかってくることもあるとのこと。
「あなたは依然として強力で有能ですが、暴力を振るえる唯一の存在でも、武器を持つ唯一の人物でも、唯一のクレイジーな人間でもありません。これにより世界ははるかに予測不可能で興味深いものになります」と語っています。
「クリミナルプロフィール」システム
本作には「クリミナルプロフィール」と呼ばれる新システムが実装されています。これは『Red Dead Redemption 2』の名誉システムとは異なり、正しいプレイ方法も間違ったプレイ方法もないとのこと。
ジェイソンとルシアは「逃亡中の犯罪者」であり、ストーリー設計上、不必要に注目を集めずに行動することが推奨されます。ミッションで必要な行動や、店を襲うこと、絡まれて対処することは正当な行為ですが、「必要以上のことを一貫して行うと、クリミナルプロフィールが特定の方向に傾き始める」可能性があるそうです。
強化された手配システム
警察システムも大幅に強化されており、新しい「ヒート」システムでは、警察がプレイヤーの見た目と服装を把握します。帽子やメガネをかけても、服を着替えるまで警察は誰であるかを認識し続けます。
また、手配システムでは誰かが犯罪を目撃するか、アラームが鳴らないと警察に通報されません。犯罪を犯して逃走し、警察が到着する前に立ち去れば、一般的に問題ないとのこと。「ヒット・アンド・ラン」スタイルのゲームプレイが推奨されているようです。
それぞれの生活を送る2人

インタビューでは、ジェイソンとルシアがそれぞれ独自のルーティンを持つことも明かされました。キャラクターを切り替えると、セーフハウスにいることもあれば、外で様々なことをしていることもあります。
デモでは予期せぬシーンも披露されました。ルシアがゴミ箱の中にいる男性と遭遇するシーンでは、男性に薬をあげるか選択でき、後で会うと法的アドバイスをくれるとのこと。「彼と一緒にゴミ箱に入ることもできます!」とNelson氏。
さらに、ジェイソンに切り替えたところ、主人公が裸でシャワーを浴びている場面も。「ああ、それか切り替えるとジェイソンがシャワーを浴びているところに!」とNelson氏は笑いながら語りました。
金銭が重要な要素に
Nelson氏は「過去のどのGTAよりも、このストーリーでは金銭が重要になっています」とも明かしています。車を盗んで売ったり、店を襲ったりして実際にお金を稼ぐ必要がある場面があり、ミッションを進めるために資金が必要になるとのことです。
また、食事はヘルスに劇的な効果があり、かなりのバフを得られるため有用とのこと。ジムに行ってトレーニングすることで筋肉量や強さのレベルを上げることができ、食べ過ぎると体重が増加するシステムも実装されています。
RDR2以上に「世界に存在する」体験
「『Red Dead Redemption 2』以上に、世界に存在することがストーリーと同じくらい重要です」とNelson氏。『GTA 5』のマイケル、トレバー、フランクリンでもオープンワールドで様々なことができましたが、彼らのストーリーやキャラクターと同期した行動とは限りませんでした。
「一方、今作では探索に加えて、ジェイソンとルシアとして常にお金を稼いで窮地から抜け出すか、一緒に過ごして関係を強く保つことができます」

『グランド・セフト・オートVI』は、PS5/XBOX Series X|S向けに2026年11月19日リリース予定です。








