インディー開発スタジオのHouse Houseは10月15日、マルチプレイヤーADV『Big Walk』について、公式サイトを通じてXBOX版を発売しない理由を明かしました。
友人同士で遊ぶ作品だからこその葛藤も
本作は、広大なオープンワールドを探索し、会話やジェスチャー、道具を使って意思を伝達しながらさまざまなパズルに挑む、最大12人での協力プレイに対応したマルチプレイヤーADVです。
『Untitled Goose Game ~いたずらガチョウがやって来た!~』でも知られるオーストラリアのHouse Houseが開発を手掛け、2026年8月4日よりリリース。Steamレビューは記事執筆時点で総数38,072件を集め、“圧倒的に好評”のステータスを獲得しています。


今回の声明によると、本作では2026年6月にPCやPS5、ニンテンドースイッチ2向けにリリースすると告知して以来、XBOX版の発売に関する問い合わせが多数寄せられていたとのこと。XBOX版が発売されない理由について開発元は、イスラエル・パレスチナ紛争を巡るBDS運動によるマイクロソフト(XBOX含む)へのボイコットの呼びかけに応じたものとしています。
BDSは、Boycott(ボイコット)・Divestment(投資撤収)・Sanctions(制裁)の頭文字を取ったもので、2005年にパレスチナの市民団体などの呼びかけで始まった国際的な運動です。マイクロソフトについては、イスラエル軍へのクラウドサービスやAI技術の提供などをBDS側が問題視し、関連製品やサービスのボイコットを呼びかけていました。
一方、House Houseは『Big Walk』が友人同士で遊んでもらうことを想定して開発されたとし、XBOX向けに発売しない判断はその意図に反するものであり、遊ぶ機会を失う方もいるだろうと言及。プレイヤーの落胆は理解しているとしたうえで、「私たちも残念に思っています」と心境を明かしました。
同スタジオとしてはXBOXでも遊べるようにしたいものの、マイクロソフトやXBOXがボイコットの対象から外れるまでは発売しない意向を示しています。
『Big Walk』は、PC(Steam/Mac App Store)/PS5/ニンテンドースイッチ2向けに配信中。日本語にも対応しています。Steamおよびニンテンドーストアでは、本作が20%オフの1,840円で購入可能なセールも実施中です。
なお、Game*Sparkでは本作の特集記事も掲載しています。
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