
長らく噂が浮かんでは消える、Valveの『Half-Life』続編ですが……「GameSoundCon 2026」にて、Valveの開発者がプロジェクトのコードネームに“うっかり”言及してしまったことが話題となっています。
「HLXでも独自のバージョンの……」Valve開発者が『Half-Life 3』の存在に言及?
発言が話題となっているのは、現地時間10月20日と21日に開催された「GameSoundCon 2026」での開発パネル。ゲーム音楽やサウンドデザイン、技術についての講演が行われており、そのプログラムのなかにはValveスタッフの姿もいます。
カンファレンスにはコンポーザーのMike Morasky氏、サウンドデザイナーのDavid Feise氏、Carlye Nyte氏の3人が登壇。うっかり発言をしてしまったのは、Mike Morasky氏のようです。
Valveのトピックは「Valve's Approach to an Open and Flexible Audio Engine」で、15年以上にわたって11本のゲームをリリースしてきたValveの「Source2 audio engine」技術と拡張性、ゲームの歴史やオープンシステムへの移行、メリットとデメリットなどの内容が語られています。
サウンドの管理や最適化に関する話題のなかで、登壇者は「実際、『Deadlock』では独自のバージョンのHDR機能を活用しているはずです」と紹介。さらに続けて、「“HLX”にも独自のバージョンがあり、その他にもさまざまなものがあります」と発言しています。
この「HLX」とは『Half-Life』の最新作、『Half-Life 3』の開発プロジェクトコードネームとして以前から存在が噂されており、コミュニティを一喜一憂させる話題が浮かんでは消えている現状です。
海外IGNやPC Gamerをはじめとする海外メディアもこの講演でのうっかり発言を取り上げており、マイク氏の発言の直後、隣にいたDavid氏が横を向くような場面を指摘。また、GameSpotでは「Good job, you only said HLX once.」(HLXと言ったのは1回だけ)と声をかけている場面を取り上げています。
『Half-Life 3』の幻影を追い続けるコミュニティ……過去には“謎の儀式”を始めるユーザーも

『Half-Life 3』をめぐるトピックは、これまで長年にわたってコミュニティを期待させ続けていますが、Valveから正式には発表されていません。『Half-Life 2』のリリースは2004年、VR向けにリリースされた『Half-Life: Alyx』は2020年と、なかなかの年月が経過しています。
ソースコードのなかに「HLX」に関する記述が見られるなど、幾度となく“Half-Life 3 confirmed”と言われ続けていましたが、ジョーク広告が2016年には既に存在したり、2025年のTGAではとうとう謎の儀式に走るユーザーが現れたり……と、「発表・リリースされないこと」がある種のミームになりつつあります。
2026年のSummer Game Festでもジェフ・キーリー氏が立ちのぼる蒸気のGIF画像を投稿したところ、「蒸気=Steam=Valve=『Half-Life 3』!?」と深読みしまくるユーザーも現れましたが、もちろん発表されていません。
しかし、今回はユーザーのこじつけやソースコードからの発掘ではなく、Valveの開発者からの言及ということもあり、かなり信憑性の高い“Half-Life 3 confirmed”としてコミュニティでは大きな期待が寄せられています。
年末のTGAで遂に発表されるのか、はたまたこの話題も消えていくのか……『Half-Life 3』の明日はどちらでしょうか。










