Sixa社はOculus Rift/HTC Vive双方に対応したワイヤレス化キット「Rivvr」を発表、公式サイトにて予約を開始しています。
この「Rivvr」は、先行して発表されている、HTC Vive専用に開発されたTPCast社のワイヤレス化キットと異なり、“全ての現代のVRヘッドセット”に対応するのが特徴で、現時点でもOculus Rift/HTC Viveの双方に対応しているとのことです。本機の映像の送受信は、2.4GHzもしくは5GHz帯のWi-Fiで、独自のアルゴリズムで圧縮したものを用いて仕組みとなっており、海外サイトTom's HardwareでのSixa社のインタビューによれば、現状では遅延は11ms、製品版では6msまで削減を見込んでいるようです。あくまでWi-Fi接続であるため、専用のトランスミッターなども要しないとのこと。
気になる価格は、HMDの後部につけるタイプのものが209ドル、ベルトにつけるタイプのものが199ドルとなっており、バッテリーも3時間用のバッテリーと6時間用のバッテリー(50ドル)が用意されている模様です。残念ながらこの予約では日本向けへの発送は行っていないようですが、気になる方は日本向けの販売が行われる日が来ることを期待しましょう。「Rivvr」の発送は2017年春の末に予定されています。
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