
ゲームクリエイター・小島秀夫監督のSNSの投稿写真を見ていると、必ずといっていいほど隣に誰かが写っていますよね。映画監督、俳優、ゲームクリエイター、そして時には謎の人物も。この連載コーナー「となりのヒデオ」では、そんな小島秀夫監督の“隣にいる人々”を徹底解剖していきます。
正直に言うと、この「となりのヒデオ」を執筆するGame*Sparkライター達の最終目標は、いつか自分も小島秀夫監督の隣に立っていっしょに写真を撮ってもらい、“A HIDEO KOJIMA GAME”にキャラクターとして出演することです。本記事は、その悲願が達成するまでの不定期連載コーナーとしてお届けしていきます。
今回の「小島監督の隣にいる人」は箭内道彦さん&三浦憲治さん!
■箭内道彦(やない みちひこ)さん
箭内道彦さんは、1964年生まれで福島県郡山市出身のアートディレクター/クリエイティブディレクターです。博報堂でキャリアを積み、2003年に独立。東京メトロ「Color your days.」キャンペーンやサントリー「伊右衛門」、資生堂「TSUBAKI」など、数々の名広告・CM・パッケージデザインを世に送り出してきました。また、Perfumeのアートディレクションも務めるなど、ミュージシャンのブランディングにも通じた業界屈指の仕掛け人です。そして、自ら「風とロック」のブランド活動も展開。ビジュアルコミュニケーションの最前線を走り続ける存在です。
■三浦憲治(みうら けんじ)さん
三浦憲治さんは、1953年生まれのカメラマンです。1970年代からミュージシャンや俳優、著名人のポートレート撮影を数多く手がけ、日本の音楽カルチャーや映画シーンの象徴的な人物をレンズに収めてきました。ユーミン(松任谷由実)、山下達郎、サザンオールスターズ、スピッツら日本のトップアーティストから俳優・文化人まで、そのキャリアは約半世紀という大御所。普遍的でノスタルジーを喚起する色彩と空気感、そして“素”の表情を切り取る独特の写真世界で評価され続けています。
小島秀夫との関係
いずれも大物のアートディレクター&カメラマンですが、小島秀夫監督の最新作である『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』に関与した記録は見られず、ゲーム開発を通した関係性ではないと考えられます。前回ご紹介したSIEアジアのベテランマーケター「Jacqueline Chiuさん」のように、これから『DS2』にまつわる各イベントやプロモーション企画の制作・公開に関わってくる可能性はあるでしょう。
なお、箭内道彦さんは2017年に公開されたリューベン・オストルンド監督の映画「ザ・スクエア 思いやりの聖域」に向けて、小島秀夫監督ほか多数の著名人と共にコメントを寄せているという“繋がり”もあります。
小島秀夫の新作ゲームに登場する可能性は……?
両名が小島秀夫監督の新作ゲームに登場する可能性は、15%(スパくん考案の独自計算式で算出)です。というか、イベントやコンテンツでのコラボレーションを匂わせるポストがPARCO公式Xより投稿されています。「KOJIMA PRODUCTIONS × PARCO DEATH STRANDING 2 JAPAN POPUP TOUR」の会期中であることから、この2名の人物が出展やプロダクトの撮影に関わっているのかもしれません。
これは完全な余談ですが、PARCOでは全国15店舗でさくらももこさんの人気作品とタイアップしたイベント「コジコジとパルコの夏休み。」を8月1日から17日にかけて開催予定です。
『OD』ならびに『PHYSINT(仮)』の続報は未だに届けられていません。しかし、きっと『DS2』に続く新規タイトルでも小島秀夫監督はゲーマー達を驚かせてくれることでしょう。コジコジと同様に、小島監督も“生まれた時から将来まで、ずーっと小島監督”で有り続けてくれることに期待したいところです。次回の「となりのヒデオ」もお楽しみに!






