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【となりのヒデオ・特別編】小島監督作品でおなじみのアーティスト「チャーチズ」って、誰?

いつか“A HIDEO KOJIMA GAME”に出演するその日まで、連載は続きます。

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【となりのヒデオ・特別編】小島監督作品でおなじみのアーティスト「チャーチズ」って、誰?
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ゲームクリエイター・小島秀夫監督のSNSの投稿写真を見ていると、必ずといっていいほどに誰かが写っていますよね。映画監督、俳優、ゲームクリエイター、そして時には謎の人物も。この連載コーナー「となりのヒデオ」では、そんな小島秀夫監督の“隣にいる人々”を徹底解剖していきます。


正直に言うと、この「となりのヒデオ」を執筆するGame*Sparkライター達の最終目標は、いつか自分も小島秀夫監督の隣に立っていっしょに写真を撮ってもらい、“A HIDEO KOJIMA GAME”にキャラクターとして出演することです。本記事は、その悲願が達成するまでの不定期連載コーナーとしてお届けしていきます。

今回は特別編として『DEATH STRANDING』シリーズで楽曲提供・出演などさまざまに活躍しているバンド「チャーチズ(Chvrches, CHVRCHΞS)」についてご紹介します。ゲームタイトルやSNSで情報をキャッチしているファンにとっては「知ってて当然のアーティスト」ですが、今回は更に一歩深めに解剖していきましょう。

今回の「小島監督の隣にいた人」は“チャーチズ”!

最初にご紹介するのは、スコットランド・グラスゴー出身のエレクトロポップ・トリオ「チャーチズ」のフロントウーマン、ローレン・メイベリーさん。その独特の歌声と世界観で、音楽ファンはもちろんゲームファンからも高い支持を受けています。2013年にデビューしてから世界的に活躍し、『DEATH STRANDING』のために書き下ろした主題歌は、ファンの間で話題になりました。

2025年4月には、セカンドアルバム「Every Open Eye」の発売10周年を記念した「Every Open Eye (10th Anniversary Special Edition)」がリリースされました。こちらはリイシュー盤であり完全新作アルバムではありませんが、ニューアルバムが制作中であることも既に明らかにされています。

「Every Open Eye」に収録されている“Leave a Trace"は、The Game Awards 2015でもパフォーマンスされた人気曲です。『ミラーズエッジ カタリスト』や『GTA V』でも音楽を提供し、『DEATH STRANDING』発表前から多くのゲーマーに愛されていました。

こちらはgamescom 2015の際に披露された、デベロッパー・Harmonixの音楽ゲーム『Rock Band 4』をプレイしている様子。チャーチズとして、アメリカのロックバンドであるParamore(パラモア)の楽曲をカバー(プレイ)するという映像です。チャーチズに限りませんが、プロのミュージシャンによるリズムゲームのプレイはやはり見ていて圧倒されますね。

ちなみにローレン・メイベリーさんよりも、他のメンバーのほうがゲームは大得意のご様子。マーティン・ドハーティさんはツアーバスの中でもゲームを遊ぶほどで、かつて『Destiny』にドハマリして「一生遊ぶ」とBBCでコメントしたことがありました。

またBBCのインタビューを通して、イアン・クックさんは「ゲーム×音楽」について考えを述べながら『Tetris Effect: Connected』や『Rez』などのタイトルを挙げていました。gamescom 2015では、当時のカプコンの欧州・英国コミュニティマネージャーに取材され、『ストV』試遊時に「信じられないほど素晴らしい」とコメント。豪鬼(Akuma)が持ちキャラだったそうですが、『ストリートファイター6』はどれだけやり込んでいるのか非常に気になりますね!

小島秀夫との関係

『DS』シリーズで築かれた繋がりはもはや確固たるもので、2022年3月にはコジマプロダクションの公式サイトで特別インタビューも掲載。そして『DS2』ゲーム本編の出演も果たし、これ以上ないくらいに「チャーチズ」と「小島秀夫」の関係は強力です。

『OD』などの新作で彼らの姿が再び現れたり、楽曲提供でゲーム体験を彩ることも、十分すぎるほど考えられます。そこで、今回は“特別編”ということで少し考え方を変えてみましょう。

小島秀夫が「チャーチズ」のニューアルバムに参加する可能性は……?

いつものように「小島監督の隣にいる人物が、新作ゲームに登場する確率」を計算するべく、Game*Spark編集部が誇るスパくんコンピューター、通称スパコンに問いかけてみました。

ただし今回は特別編。あえて「小島監督がチャーチズのニューアルバムに参加する確率」について計算させたところ……「10%」という数値がおぼろげに浮かび上がってきました。

理由としては、両者がすでに深い信頼関係を築いており、ゲームでの協力以降もイベントやSNSでたびたび相互に交流している状況が挙げられます。ただし、チャーチズは他アーティストとのコラボレーション楽曲やゲスト参加は比較的少なめ。小島監督自身が「音楽制作」に直接参加する可能性は、著しく低いと考えられます。

そのうえで期待したくなるのは「チャーチズの新たなミュージックビデオに小島監督が関わる可能性」です。小島監督は『DS』シリーズのトレイラー映像などを構成・編集・監督するほどですし、その能力が“ゲームクリエイター”の外側の領域で発揮されることは不自然ではありません。


ローレン・メイベリーが過去に在籍していたバンドでは、RATMのカバーもしていた

『OD』ならびに『PHYSINT(仮)』の続報は未だに届けられていません。ひとまずは小島監督のSNSや彼のゲーム、それらの関連コンテンツをじっくりチェックしつつ、近日開催されるコジマプロダクション10周年記念イベント「Beyond The Strand」を楽しみに待ちましょう!


Every Open Eye
¥1,500
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ライター:キーボード打海


ライター/「キーボードうつみ」と読みます キーボード打海

Game*Sparkの編集者。『サイバーパンク2077 コレクターズエディション』を持っていることが唯一の自慢で、黄色くて鬼バカでかい紙の箱に圧迫されながら日々を過ごしている。好きなゲームは『恐怖の世界』。

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