デベロッパーCrimson DuskとパブリッシャーPLAYISMが手掛ける弾幕×3Dアクション『炎姫』。今冬に発売予定の本作について、「東京ゲームショウ 2025」にあわせて提供された試遊版のプレイレポートをお届けします。
あらすじ
本作の舞台となるのは人間と妖が共存している世界。この世界では、強い感情や未練を残してこの世を去った霊魂は強い妖力を持つ妖魔へと変貌してしまいます。
周囲の環境を汚染し、生き物を下等な妖怪へと変化させていくという妖魔。そんな中、ある強力な妖魔が出現したことで、最高の妖祓いである「炎姫」と補佐官の「安」は浄化任務に派遣されることに...という形で本作の物語は幕を開けます。
基本的な操作を確認
攻撃は基本的に弱攻撃と強攻撃ボタンで行います。4、5回ほど連打することでコンボ技に。連打するボタンの組み合わせ次第で様々なパターンへと派生することを確認できました。
防御は回避とパリィ（弾刃）を軸に行います。パリィは隙が少なく連打も可能であるほか、成功猶予もそれほどシビアではないように感じたので、気持ちよくプレイすることができそうです。
また、ボタンの同時押しにより4種類のスキル技を発動できます。敵の近くにワープするなどただ強力な技を繰り出すだけではないものも含まれており、戦闘での使いどころが重要になるように感じました。
さらに、スティックで狙いながら射撃を行うこともできます。チュートリアルでは、シールド（瘴気）を張っている敵の対処のために使うとの説明がありました。
ボス戦に挑戦！
一通りチュートリアルをこなし、コンボの確認も済ませたのでボスに挑戦してみることにします。
ボス戦はムービーシーンからスタート。ムービーもしっかりとアニメを意識したグラフィックです。
打撃攻撃に対してパリィを使ってみましたが、すぐさま相手が姿勢を崩したりするのではなく、その攻撃を受け流せるだけといった仕様に。そのため相手の連続攻撃には毎回パリィを押す必要がありますが、上手くすべての攻撃をいなせたときは爽快です。
また、パリィは攻撃などのモーション中にキャンセルして発動可能というストレスフリーな仕様。連続攻撃の初撃を食らってダウンしても諦めずにパリィを押していれば途中から成功させられることもありました。
射撃攻撃を使えるのはプレイヤーだけではなく敵も同じです。派手な弾幕攻撃を仕掛けてきたため、慌てて回避を使い逃げようとしましたがノーダメージに抑えることはできず。しっかりと弾幕の動きを見極めて避ける必要があるのかもしれません。
今回戦うことができたボスは体力をある程度削ったタイミングで、シールドを張り特殊な攻撃を発動するという仕組みであるようです。射撃を使ってシールドを割ると、特殊演出による反撃を見ることができました。
撃破後、まさかの第二形態が出現したところで試遊版は終了。製品版では連戦が待ち受けているのでしょうか。
最初は思うようにコンボ技を繰り出せなかったり、弾幕に大慌てになったりと苦戦しましたが、敵の攻撃パターンを把握した後はパリィや回避で完封することも難しくないというバランスに。緊張感ある戦闘と爽快アクションが両立しているプレイ体験でした。
『炎姫』は、Steamにて今冬にリリース予定。また、9月27～28日に一般開催される「東京ゲームショウ2025」にて、試遊出展（ブース番号：08-S03、Hall8）が予定されています。
