ESRBレーティングがわたしたちに教えてくれること: 各プラットフォームを比較 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

ESRBレーティングがわたしたちに教えてくれること: 各プラットフォームを比較

アメリカ合衆国でゲームのレーティングを行うESRB。ゲームのレーティングはしばしばローカライズの際などに話題に上ります。WiiやDSは、PS3やXbox 360とどう違うのか?それが数字となって顕著に現れるのが実はレーティング。

家庭用ゲーム PlayStation 2


上記のグラフは[url=http://www.gamasutra.com/view/feature/2604/esrb_rating_distributions_and_.php?page=5]Gamasutra[/url]のESRBレーティングに関する記事から抜粋したもの。ほぼ最新のデータベースから作成したグラフ(※ゲームは次々リリースされているため、最新のデータベースから、というわけにはいかなかったようです)で、ここからうかがえるのはESRB Matureのゲームが他のコンソールに比べて圧倒的に少ないという事実です。Matureレーティングでリリースされているタイトルは以下の通り。


[b]Wii[/b]
・Splinter Cell: Double Agent
・CSI Hard Evidence
・The Godfather: Blackhand Edition
・Escape from Bug Island
・Far Cry:Vengeance
・Resident Evil Umbrella Chronicles
・Resident Evil 4 Wii Edition
・Manhunt 2
・Mortal Kombat Armageddon
・Scarface: World is Yours
・Driver: Parallel Lines

[b]Nintendo DS[/b]
・Resident Evil Deadly Silence
・Touch the Dead
・Mortal Kombat
・Dementium: The Ward



北米のESRBと日本のCEROを一概に比較することはできませんが、CERO D以上のものをピックアップするとこれがさらに顕著です。(※ESRBのMatureとAdults Only、日本でのCERO DとCERO Zは特に販売形態の点で微妙に異なり、それがローカライズの際にも影響を及ぼすこともしばしば。MatureはCERO Zほど厳しくはなく、CERO ZはAdults Onlyほど厳しくはありません(Adults Onlyは事実上の発禁に近い)。日本では通常CERO Zに該当するようなゲームも修正を加えて発売することもあり、これがさらに混乱を招きます)



[b]Wii[/b]
・NO MORE HEROES(ノー・モア・ヒーローズ)
・バイオハザード4 Wiiエディション

[b]Nintendo DS[/b]
・バイオハザード デットリーサイレンス
・高レート裏麻雀列伝 むこうぶち 〜御無礼、終了ですね〜
・DS電撃文庫 イリヤの空、UFOの夏?

[size=x-small](参考: [url=http://ja.wikipedia.org/wiki/CERO%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B017%E6%89%8D%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E5%AF%BE%E8%B1%A1%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7]Wikipedia: CEROレーティング17才以上対象ソフトの一覧[/url])[/size]

Gamasutraによれば、WiiのMレーティングタイトルは全体の3.2%。PS3の21%、Xbox 360の17.6%と比較してかなり少ないことがわかります(※Game Cube: 7.5% / PS2: 14.8% / XBOX: 19.2%)。さらに、携帯機であるNintendo DSとGame Boy Advanceはそれぞれ1%にも満たないんだとか。

世界的にカジュアルゲームを求める傾向にあり、それにともないレーティングEveryoneやEveryone 10+(E 10+は2005年に新設)のゲームがWiiやNintendo DSといったコンソール市場の主役において増加する――そんな仮説も立てられますが、その一方で今年の主役はMatureレーティングのゲームだった、という指摘もあります。

各サイトのレビューをまとめるMetacritic。このサイトでの平均スコアで最も高いのはMatureレーティングで、かつ売上高においても他のレーティングのタイトルをおさえトップであるという事実も。関係あるようなないようなゲームとレーティング。象徴的なのは英国ビデオゲームアワードで今年のベストゲームに選ばれたのがMatureのBioShockで、6部門で賞を獲得したのがEveryoneのWiiスポーツだったということ……。

いろいろ考えてみて、ひとつだけわかるのはバイオハザードの日米での健闘ぶり。Wii、Nintendo DSの中ではその存在感が際立ちます。
[size=x-small](ソース: [url=http://www.gamasutra.com/view/feature/2604/esrb_rating_distributions_and_.php]Gamasutra[/url], [url=http://www.esrb.org/]ESRB[/url])(イメージ: [url=http://hcf.deviantart.com/art/Resident-Evil-Outtake-preview-23350268]deviantART[/url]) [/size]


【関連記事】
「家庭用ゲーム機は大きな再考が必要だ」ジョン・ロメロ氏
ゲームも自由と自己責任…噂の『Manhunt 2』オランダ政府は発売を許可
HeartからSoulへ変更…… ドイツ独自の厳しいレーティング
海外ゲームの宿命?『Conan』 日本・海外動画の違いで見るローカライズ
90点以上は540%!アメリカにおけるレビュースコアと売り上げの関係


 


《Kako》
【注目の記事】[PR]

家庭用ゲーム アクセスランキング

  1. 『あつ森』季節イベントに隠れた新セリフ!春を告げる「カーニバル」で観光客とおしゃべりしよう

    『あつ森』季節イベントに隠れた新セリフ!春を告げる「カーニバル」で観光客とおしゃべりしよう

  2. 『DEAD OR ALIVE』シリーズ復活!最新作のティーザー映像公開&『DOA6』パワーアップ版『DEAD OR ALIVE 6 Last Round』が6月25日にリリース【State of Play】

    『DEAD OR ALIVE』シリーズ復活!最新作のティーザー映像公開&『DOA6』パワーアップ版『DEAD OR ALIVE 6 Last Round』が6月25日にリリース【State of Play】

  3. 『ポケモンZA』ランクバトル、シーズン7報酬は“バシャーモナイト”!「ジュカインナイト」「ラグラージナイト」等も復刻

    『ポケモンZA』ランクバトル、シーズン7報酬は“バシャーモナイト”!「ジュカインナイト」「ラグラージナイト」等も復刻

  4. 『METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.2』がついに登場!『MGS4』『ピースウォーカー』収録し8月27日発売【State of Play】

  5. 『ポケモン』初のスローライフゲーム『ぽこ あ ポケモン』松村北斗さん、指原莉乃さんなど出演の新CMが2月16日から放映開始

  6. 『悪魔城ドラキュラ』シリーズ完全新作が登場!『Castlevania: Belmont’s Curse』発表【State of Play】

  7. 悪魔たちをなぎ倒すゴシックアクションRPG『Crimson Moon』発表!ソウルライクな近接戦闘を繰り返し楽しめる【State of Play】

  8. 『バイオハザード レクイエム』新映像公開──荒廃したラクーンシティの姿も確認【State of Play】

  9. 『モンハンワイルズ』のププロポル、“狩られた回数が最も少ないモンスター”として特別イベクエ配信決定―報酬の頭装備がだいぶ衝撃的

  10. スイッチ2版『インディ・ジョーンズ/大いなる円環』はキーカード非採用、開発元が「ゲームカード」と明言。海外ユーザー歓喜

アクセスランキングをもっと見る

page top