Wedbush MorganのアナリストMichael Pachter氏は、「家庭用ゲームはこれが最後の世代になると思う」と発言。今後、任天堂がWiiをアップグレードする可能性(おそらくHD対応やストレージ容量の拡張)があるとしながらも、ゲーム開発コストの高騰に悩まされるサードパブリッシャーのサポートを受けるのが難しいなどの理由で、三つのハードメーカーが新しいゲーム機を発売するのを渋るだろうと話しています。Pachter氏は、現行の世代が非常に長く続くと共に、将来的には“スタンダードデリバリープラットフォーム(先日発表されたOnLiveのようなもの?)”が主流になると指摘。
これに対し、Lazard Capital MarketsのアナリストColin Sebastian氏は、家庭用ゲーム機は2012年からもう一世代続くと反論。また、DFC IntelligenceのDavid Cole氏もこの説に賛同、2012年にはPS3がソフトウェアのセールスでトップに立ち、その結果、マイクロソフトと任天堂は新型のゲーム機を発売せざるを得なくなると予想しています。
ソニーの新型ゲーム機が発売されるのは、ライバルよりも少し遅くなると同氏。Pachter氏もこの意見には理解を示しており、「ソニーは収益をあげられるまで現行機を終わらせることはない。私の計算によればそれは2015年になる。」と分析しています。(ソース: 1UP: Pachter: This is the Last Console Generation)
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