
「今までで最も高い評価を得たスーパーヒーローゲーム」としてギネス記録を達成するほどの完成度を誇るBatman: Arkham Asylumですが、GameInformerではそんなBatman: Arkham Asylumの開発秘話が多数明かされています。“最初はリズムゲームだった”など驚きの情報が満載です。
■ハーレイ・クインのモーションキャプチャーの一部は、Rocksteadyの男性プロデューサーが行った。あっと驚くことからどうでも良い事まで、様々な開発秘話が明らかとなりましたね。特に驚きなのが開発当初戦闘システムがリズムアクションゲームのようなものだったということ。そういった土台があったからこそ本作の戦闘システムFree-Flow Combatのテンポの良さが生み出されたのかもしれません。
■エアコンダクトのSFXはオーディオディレクターの家の冷蔵庫からレコーディングした。
■Explosive Gelをスプレーする効果音を作成するために3つのホイップクリーム缶を消費した。
■刑務所を訪れて耳にする狂人集団の喧騒は開発チーム全員でレコーディングした。
■タイタン・アイビーは44,674のポリゴンから形成されている。
■Batman: Arkham Asylumの開発期間中にRocksteady従業員の子供が6人生まれた。
■Rocksteadyのhacky-sackチームは72回のラリーを成功させた。
■Rocksteadyチームは14の異なる国籍から成る。
■“Joker”という単語はゲーム中に384回登場。
■開発チームの内9人がアーセナル・フットボールクラブ(会社がサポートしているチーム)を応援している。
■戦闘システムは3回の変更があり、最初のものは完全にリズムアクションゲームだった。
■次のプロトタイプは2Dで作られた。戦闘に入ると色付きの円が現れるというもので、これは最終的なシステムの基礎を形成した。
■第1のサブミッションまでに何百ものコントロールシステムで実験した。
■精神病院の床に散在していた写真の大部分は開発チームの様々なメンバーの写真。
■Arkham Mansionの時計塔の頂点は海抜145メートル以上にある。
■Intensive Treatment Lobbyマップは883回チェックされた。
■Arkham Islandには314台の破壊可能なテレビが存在する。
■開発チームのスケジュールボードには14,000枚以上のポスト・イットが使用された。
■Batman: Arkham Asylumにはアート、コード、デザイン、オーディオ、アニメーションチェックインなどを含む、174,405個のデータが使用された。
今回の開発秘話により1つの作品を作り上げるために様々な試行錯誤と多くの苦労が必要であることが良く分かりましたね。
(ソース: GameInformer, イメージ: Jay's Brainfart)
BATMAN: ARKHAM ASYLUM Software (c) 2009 Eidos Interactive Ltd. Developed by Rocksteady Studios Ltd. Published by Eidos Interactive Ltd.
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