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ゾンビゲームではなく愛の物語…『The Last of Us』最新プレビュー情報

家庭用ゲーム PS3



週末に開催されたSpike TVのVideo Game Awards 2011でトレイラーがワールドプレミアされ、ゲームファンの話題をさらったNaughty DogのPS3専用新作ゲーム『The Last of Us』。新たに海外サイトにて本作の開発者インタビューからなる最新のプレビュー記事が掲載されたので、その内容を一気にまとめてお伝えします。尚、具体的なゲームプレイディテールなどについてはまだ明らかになっていないので悪しからず。

■Naughty Dog内の約80名強からなる外部で存在を知られていなかったチームが開発を担当

■本作でクリエイティブディレクターと脚本を担当するNeil Druckmann氏は、2ヶ月前に『The Last of Us』のトレイラー映像が保存されたiPadを飛行機の中に置き忘れて紛失してしまったが、幸運にも(Metal Gear Risingのように)ネット上にリークすることはなかった

■Druckmann氏とゲームディレクターのBruce Straley氏は『Uncharted 2』を完成させた後『The Last of Us』の開発に着手、このことはスタジオ外部でほとんど知られていなかったが、『Uncharted 3』のクレジットに名前がなかったことから気付かれるようになった

■VGA開催の一週間前には、Naughty Dogの幹部Evan Wells氏が全社員に対して、TwitterやFacebook上でうっかり秘密を漏らさないように警告のEメールを送信した

■Naughty Dogは当初E3 2011で『The Last of Us』を発表するつもりで、『Uncharted 3』に隠されていた例のヒント(Easter Egg)もそれ以前に用意されたものだったが、発表の計画が変わってしまい、Easter Eggのことはすっかり忘れていた

■今回披露されたトレイラーの中で見られる全ての描写は、実際のゲーム中に採用されている様々なゲームプレイシステムを暗示している(近接武器と銃が存在することや戦略性があることなど)

■現在分かっているのは、サバイバル要素を持ったサードパーソン視点のアクションアドベンチャーということ

■ゲームの舞台となるのは致死的なウィルスの蔓延によって人類の大部分が死滅してしまった世紀末後の世界

■僅かな生存者達は感染によってゾンビのようになった人間の脅威にさらされている

■ゲームのインスピレーションとなったのはBBCの番組『プラネットアース』で放映された冬虫夏草属(Cordyceps)と呼ばれる寄生型菌類の映像で、キノコが昆虫を乗っ取って殺してしまう様子を見て、開発者は「もし同じことが人間にも起こったらどうなるか?」と考えた

■ロケーションはアメリカがベースで、主人公達は都市から都市へと米国内を旅する

■映画『ノーカントリー』、『ザ・ロード』、コミック版『ウォーキング・デッド』、第二次世界大戦を背景にした小説『City of Thieves』などにアート的な影響を受けた

■Straley氏いわく『The Last of Us』はゾンビゲームではない。もし怪物を扱ったゲームならトレイラーでその姿を公開することはなかったとDruckmann氏は説明

■その代わりに本作ではキャラクターをメインに描き、プレイヤーに二人の主人公の人間関係について考えさせたいと望んでいる

■主人公の一人Joelはアンチヒーロータイプの生存者。もう一人の主人公Ellieは14歳の少女で世界崩壊前の記憶を一切持たない

■タフな14歳の少女が主人公の『トゥルー・グリット』のような映画があるなら、同じようなビデオゲームがあっても構わないだろう、とNaughty Dog

■ゲーム中のサバイバルには殺しやスカベンジング(生きるための物品の拾集)が含まれると言われるが、Joelだけを操作するのか、Ellieを操作できるのか、あるいは両方なのか、それともCo-opなのかNaughty Dogは明かさなかった

■主軸となるトライアングルは「ストーリー」と「ゲームプレイ」と「アート」。またプレイヤーに十分なツールキットを与えることで生まれる戦略性や結果を持つ選択肢も重要だと考える

■『Heavy Rain』のような枝分かれするストーリーは持たない

■Druckmann氏は、ValveやIrrationalやRockstarなど一部を除いてストーリーの伝え方が余りにも乏しい今のF***ingなゲーム業界を変えてみせたい

■一家が全滅する『Dead Island』のトレイラーはNaughty Dog内でも衝撃だったが、実際のゲームは出来の善し悪しは別としてトレイラーとは全く異なる内容だった。全てインゲームエンジンで編集された『The Last of Us』のトレイラーは、実際のゲーム内容に非常に近いものを表現している

■ゾンビよりもJoelとEllieの関係を深く描いた『The Last of Us』、ジャンルはホラーゲームというよりラブストーリーかもしれないとDruckmann氏。但しロマンチックな恋愛ではなく、父と娘のような二人の関係を描いたラブストーリー

■Druckmann氏とStraley氏は当初『Uncharted 3』の開発に携わるはずだったが、Naughty Dogの社員はヘッドハンティングや引き抜きのターゲットになっているため、自らは別のプロジェクトに移り、別の人材らに『Uncharted 3』の開発をまかせてチャンスを与えることで流出を阻止したかった

■『The Last of Us』の発売時期は2012年後半〜2013年初頭を予想

■ソニーの商品ページで本作が“ネットワーク非対応”と記載されていた件についてNaughty Dogは情報を公開した覚えはない。(オンラインモードの搭載は)まだ未定であるとStraley氏

■ビデオゲームという媒体を映画と同じリスペクトを得られるレベルまで引き上げたい、とNaughty Dogの共同プレシデントChristophe Balestra氏。既に正確な名前とは言い難い“ビデオゲーム”という呼称自体も再定義したいと考える

(ソース: Eurogamer, USA Today)


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《Rio Tani》

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