映像メディアとゲームがより密接に共存しているマイクロソフトの次世代ゲーム機Xbox Oneですが、同社はテレビの視聴にXbox 360に似た実績システムを実装する内容の特許を申請していた事が明らかとなりました。昨年11月に申請されたこの特許は、受動的な傾向にあるテレビの視聴が双方向体験に向かう事を謳い、特定の映像などを視聴する事でアワードや実績が解除されるといった内容。その例としては、スーパーボウルの一試合を視聴した際や、番組のシリーズを全て視聴した際などに実績が解除されるといったもので、特定の映像や広告に付加価値をつける事で、視聴者数や広告の機会の増加が期待されている模様です。マイクロソフトはこのシステムにKinectの使用も想定しており、その用途としては単純に部屋の中にユーザーが存在しているかを確認するためや、特定の物をカメラに向ける事で実績が解除といった使用例が挙げられています。また報酬(アワード/実績)についても様々な可能性を提示しており、他のユーザーから確認出来る実績風のスコア集計や、アバター向けアイテムやゲームの仮想通貨も報酬の可能性として示されています。これまでにもXbox Rewardのサービスを介す事で映像の視聴による報酬は実現していましたが、Xbox Oneではシステムとして組み込まれる形となるのでしょうか。(ソース: GameIndustry)【関連記事】海外報道: Xbox Oneでは中古販売の売り上げの一部がMicrosoftとパブリッシャーに入るシステムに【UPDATE】【Xbox One発表】MicrosoftがXbox Oneソフトの中古売買やアクティベーションについて明確化【Xbox One発表】海外報道:Xbox Oneのゲームは初回インストールが必要、中古ディスクは追加料金でインストール可【Xbox One発表】Xbox Oneはシングルプレイゲームでも24時間に1回ネット接続を要求−ハリソン氏【PS4発表】PS4では中古ゲームもプレイ可能−SCE吉田氏がEurogamerに伝えるGame*Sparkリサーチ『次世代機に搭載が噂される中古対策機能について』結果発表