E3 2013: ドライビングシミュレーターの道を突き進む『グランツーリスモ6』山内氏への現地インタビュー | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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E3 2013: ドライビングシミュレーターの道を突き進む『グランツーリスモ6』山内氏への現地インタビュー

E3 2013ではソニーのプレスカンファレンスにて最新トレイラーを公開し、新たなコースや車の存在が紹介、PlayStationの看板レースタイトルとして存在感を打ち出した『グランツーリスモ6』。今回はE3 2013会場近くのホテルにてシリーズの開発を担当しているポリフォニー・

家庭用ゲーム PS3

2013年5月、イギリスのノーサンプトンシャーとバッキンガムシャーの境界線、シルバーストーンサーキットにおけるシリーズ15週年を祝すイベントにてついにその姿を明らかにした『グランツーリスモ6』。E3 2013ではソニーのプレスカンファレンスにて最新トレイラーを公開し、新たなコースや車の存在が紹介、PlayStationの看板レースタイトルとして存在感を打ち出しました。

今回はE3 2013会場近くのホテルにてシリーズの開発を担当しているポリフォニー・デジタルの山内一典氏に『GT6』の進む道やいくつかのディテールについてお話を伺いました。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

――多くの方々に聞かれたと思うんですが、『グランツーリスモ6』がPlayStation 3に留まった理由はなんですか。

まず『グランツーリスモ』シリーズというのは、実は各PlayStationプラットフォームのローンチタイトルになった事は一度も無いんですね。僕らはまず、すでにインストールベースが沢山あってユーザーが待っているPS3向けに『GT6』をリリースする必要があると考えました。今年の年末に『GT6』をローンチした後にオンラインのアップデートが始まり、またサイトが成長していく、オンラインのアップデートをしながらタイトルが成長していく。そうやってプレイヤーが『GT6』を遊び尽くしたかなと思える頃に多分PS4バージョンは自然に登場すると思います。

――PlayStation 4のマーケットが成熟するのを待つということなんでしょうか。

まあそうですね。

――ソニーは今回『DriveClub』と『GT6』2つのドライビングタイトルをリリースしますが、(購入する)ユーザーはその辺りぶつかり合うと思いますか?

『DriveClub』がどういうものを作ろうとしているのか僕は知らないので、その辺りはよくわらかないですね。僕らはあくまで僕らの道を進む。これまでの15年間と同じように『グランツーリスモ』を進化させていきます。


――『GT6』で新しいフィジックスエンジンが導入されたことで、やはり『GT5』に収録されていた全ての車を見直さなければならないでしょうか。

その通りです。

――車の台数が何百台もあると記載されていましたが、凄く大変な作業では。

大変です。今でもまだやっています。

――『GT5』ではクラッシュした際の車体変形が存在しましたが、わりとコスメティックで制限されていたと思います。『GT6』ではさらに車体が破壊されるようなことはありますか。

壊れすぎることは無いですね。『GT5』をローンチしたことでオンラインでユーザーがどんな好みを持っているのかも随分わかってきました。殆どのユーザーはダメージ表現をオフにしていることも判明しています。ダメージ表現が無くなるわけでは無いですが、『GT6』に向けて僕らが重点的に開発する項目には入ってないですね。

――『GT5』を開発している際にはGT-Rにフォーカスしていたと思うんですが、『GT6』でも同様に焦点を当てる車はあるんでしょうか。それともまた今回もGT-Rが主役になるんでしょうか。

今回もGT-Rということは無いですね(笑)『GT5』の時も意識していたわけじゃなくて、たまたまいくつか縁があったんです。『GT6』に関しては本当に色々な自動車メーカーと様々なコラボレーションを進めているところなので、いずれ皆さんにお話する日がくるでしょう。今回のE3ではお伝えできませんが。


――『GT6』は“ゲーム”にどのようなインプルーブメント(進歩)をもたらすと考えられていますか。

『GT6』は新しいフィジックスと新しいドライビング体験をもたらします。これは乗った瞬間にもわかることで、レースゲームとしては凄く大事な部分ですね。また『GT5』でもオンラインフィーチャーはかなりあったんですけども、唯一欠けていたのがコミュニティ関連のフィーチャーでした。そのあたりが『GT6』に入ることによってオンラインのゲームプレイもより厚みを増すと思っています。

どれか1つということでは無く、グランツーリスモに含まれている全ての要素が高いレベルへで進化しますので、結果としてユーザーの体験はグッと前に進むだろうと考えています

――どの車が一番『GT6』を体現していると言えますか?

難しい質問ですね、それは1つではないでしょう(笑)僕らは常に車の魅力をプレイヤーに伝えることに努力してきました。15年の歴史があった中で、『GT6』では本当にたくさんの新しい車たちをみなさんに紹介できると思っています。ですからどれも素敵な車で、どれが1番ってことな無いですよね。


――GT6で香港のサーキットを復活できないでしょうか。(香港在住の記者による質問)

先ほど中国のメディアの方からも上海国際サーキットは一体いつ入るんだと言われました。コースを作るのは今のところ凄く時間がかかります。1つのコースを作るのに1年ぐらいかかるんですね。ただどんどん技術革新は進んでいて、僕らがコースを作る製作効率も上がっていますので、もしかすると思ったより早く香港や上海のサーキットを入れられるかもしれません。でも今いつだとか言うのは早すぎますね。

――オンラインコミュニティの話を先ほどされていましたが、恐らく新しいXbox Oneの『Forza』などはダイレクトにTwitterやYouTubeに(ツイートや映像を)流す機能が盛り込まれると予想されます。PS3にはそういった機能はハードウェア的に組み込まれてい無いんですが、なんらかの形で再現しようという構想はありますか。

例えば直接ビデオをハードウェアエンコードしてYouTubeにあげるみたいな事はPS3では出来ないです。Twitterにツイートすることはテクニカル的に可能ですけど、あとは程度問題ですね。『グランツーリスモ』はドライビングシミュレーターであって、ソーシャルゲームでは無いので(笑)。その辺りはバランスが大事。そういうことがしたいなら、そういうことだけが出来るようなゲームは一杯あります。

――ありがとうございました。


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《ishigenn》

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