先週後半に実施されたゲーム開発者カンファレンスGDC 2014にて登壇したシニアプロデューサーのGreg Donovan氏によれば、「Zeus」は崩壊したブラジルのリオデジャネイロを舞台とした「現代の西部劇」を目指した作品。プレイヤーが腕利きのガンマンとして無秩序かつ崩壊した都市を徒歩を中心として探索していくという内容となっています。
Donovan氏は「正しいか間違っているかは置いておいて、我々はこのゲームを作ることは出来ただろうと考えている。だがあまりにも時間がかかり過ぎただろう」とコメント。「これを完成させる能力は無かっただろう」とも付け加え、「Zeus」の開発をキャンセルしたことを明かしています。
スタジオの一部メンバーが開発中止によって深く失望していたとも伝えたDonovan氏は、一方でVolitionの創作ビジョンを作り上げるツールによって"早期の失敗"を迎えることが出来たことに彼らは喜びも見せていたと解説。この経験を活かしたトップシークレットなプロジェクトを現在進めていると伝えています。
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