日本よ、これがゲーセンだ!アメリカのゲームセンター「デイブ&バスターズ」体験レポート | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

日本よ、これがゲーセンだ!アメリカのゲームセンター「デイブ&バスターズ」体験レポート

日本では昔から若者の文化になっているゲームセンターですが、ビデオゲーム大国アメリカではどうなのか、ニューヨーク在住の筆者がレポートしてみたいと思います。

ゲーム文化 その他
日本よ、これがゲーセンだ!アメリカのゲームセンター「デイブ&バスターズ」体験レポート
  • 日本よ、これがゲーセンだ!アメリカのゲームセンター「デイブ&バスターズ」体験レポート
日本では昔から若者の文化になっているゲームセンターですが、ビデオゲーム大国アメリカではどうなのか、ニューヨーク在住の筆者がレポートしてみたいと思います。


ニューヨークのエンターテイメントの中心であるタイムズスクエア。数々のミュージカルシアターや映画館が立ち並ぶこの区域ですが、意外とゲームセンターは一つしかありません。


そのゲームセンターはタイムズスクエアの商業ビルの中にある「デイブ&バスターズ(Dave and Buster’s)」というアメリカではメジャーなチェーン店です。ここは日本のゲームセンターと違い、レストランとゲームセンターが併設されています。しかし、ゲームコーナーだけで遊ぶことも可能なので、旅行の際に気軽に覗くこともできると思います。



「デイブ&バスターズ」はゲームセンターとしてのシステムも日本とは大きく異なります。まず、入り口付近にあるカード発券機でゲームをプレイするためのプリペイドカードを購入します。金額は25ドル、35ドル、50ドルから選べます。一度カードを購入すれば、あとから金額をチャージすることも可能のようでした。

ここのゲームセンターのゲームは硬貨などの現金でプレイすることはできず、筐体の読み取り機に磁気式のプリペイドカードをスワイプさせるとプレイできる仕様となっています。


さて、肝心のゲームですが、『マリオカート アーケードグランプリDX』や『ダンスダンスレボリューション』など日本のゲームセンターでも見かけるものもあります。しかし、大多数は日本とは異なるラインナップとなっていて、大きく目を引いたのは、iOSやAndroid向けゲームをゲームセンター用に大型化した筐体でしょう。


『Infinity Blade』や『Cut the Rope』、『Temple Run』などスマートフォンで大ヒットしたモバイルゲームが、大型のタッチスクリーンや専用コントローラーでプレイすることが可能です。


これらのプレイ感覚はスマートフォンやタブレットで操作している感覚とは大きく異なり、ほとんどスポーツに近い体の動きが求められます。筆者は『Infinity Blade』と『Fruitu Ninja』をプレイしただけでヘトヘトになってしまいました。



その他には、4人プレイが可能の『パックマン』や映画版の『トランスフォーマー』の大型筐体などが目立っていました。


ビデオゲーム以外にも、定番のコインゲームや、アメリカンなゆるキャラのぬいぐるみが取れるUFOキャッチャーなどがあります。



「デイブ&バスターズ」では一部のゲームをプレイして高得点を出すと、筐体からクーポンが出てきます。このクーポンを集めてゲームセンター内にある景品コーナーに持って行くと、クーポンの点数に見合った景品をもらうことができます。


景品は一般に売っている玩具から「デイブ&バスターズ」のオリジナルグッズなど様々です。


ゲームセンター内にはお酒が飲めるバーカウンターなどもあり、カクテルを飲みながらゲームをプレイする若者グループの姿も見受けられました。ここは子供だけでなく大人のエンターテイメントとして親しまれているようでした。



「デイブ&バスターズ」はアメリカ各地に店舗があるので、アメリカへ旅行された際は訪れてみてはいかがでしょうか。ゲーマー心を刺激されること請け合いです。
《Daisuke Sato》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. 『空の軌跡 the 1st』が「2025年プレイすべきJRPG10選」の1位に!「日本のRPGの中でも最高傑作の一つ」と米ニュースメディア大絶賛

    『空の軌跡 the 1st』が「2025年プレイすべきJRPG10選」の1位に!「日本のRPGの中でも最高傑作の一つ」と米ニュースメディア大絶賛

  2. 爪の鋭い新NPCも登場する『エスケープ フロム ダッコフ』無料アップデート配信!

    爪の鋭い新NPCも登場する『エスケープ フロム ダッコフ』無料アップデート配信!

  3. 東京都主催の『スト6』ゲーム大会、女性キャラの水着コスチュームが使用禁止に―“良い子”たちに配慮か

    東京都主催の『スト6』ゲーム大会、女性キャラの水着コスチュームが使用禁止に―“良い子”たちに配慮か

  4. 『ポケモンZA』DLCで海外版アニメのミスがネタに?新サイドミッション有名勘違いを彷彿させる

  5. “非常に好評”錬金術自動化シム『Alchemy Factory』5日間で販売5万本突破

  6. eスポーツ大会でまさかの不正行為も、所属チームは普通に敗北…。当該選手はチームからも除名へ

  7. 上半身だけのパートナーと接合した状態で旅を進める!ポストサイバーパンク・サバイバルホラーRPG『GRAFT』

  8. 一人称視点メカシミュレーション『Steel Bounty』発表!カスタマイズに重きを置く

  9. お前はガンダムではない…ガンプラコンテストに「中国製プラモ」がミキシングと偽って応募され騒動に

  10. 実写ドラマ版「フォールアウト」は“正史”であり、『Fallout 5』ともリンクする―トッド・ハワードふたたび語る

アクセスランキングをもっと見る

page top