今年1月、スクウェア・エニックスの海外向けインディー支援プロジェクト「Square Enix Collective」で高評価を得たCo-op型2DアクションRPG『Moon Hunters』。『ゼルダの伝説』や『Gauntlet』にインスパイアされたという本作のクラウドファウンディングがKickstarterにて開始されました。
『Moon Hunters』は月と神話をベースとした世界観で、自動生成されるオープンワールドを舞台にしており、時間帯によって村人やモンスターの挙動が変わったりと、ノンリニアな物語が展開していくとのこと。プレイごとに記録される自分だけの神話を作り上げていくゲームとなっています。グラフィックは美麗なドットで描かれており、古き良き2DアクションRPGの雰囲気を存分に醸し出しています。
自動生成される世界には、100以上のランドマークがあり、それらの探索がキャラクターの成長に不可欠な要素となっている様子。また、クラフティング要素もあり、探索で見つけた希少資源を使ってアイテムを作ったり、魔法を学んだりできるとのこと。リプレイ性は非常に高そうです。
現在明かされているキャラクタークラスは4つ。基本的な近接戦闘と高ダメージの魔法を繰り出す「Witch」、高い耐久力を持ち混戦で力を発揮する「Spellblade」、長距離攻撃とクラウドコントロールを得意とする「Occultist」、各戦闘への汎用性の高い「Druid」と個性豊かなキャラクターが揃っています。
Co-opプレイは今のところローカルのみをサポートする予定で、今回のクラウドファウンディングで十分な支援を受けることが出来れば、オンラインCo-opを追加するとしています。本作はPCとMacを対象にSteamにて2015年夏のリリースを予定。さらにLinux対応の可能性もあると告げています。他のプラットフォームでの展開は十分な支援を受けることが出来れば、PS4/PS3/PS Vita/Wii Uでのプランをストレッチ目標として用意しているとのことです。
インディー支援プロジェクト「Square Enix Collective」最初の3作品の一つである『Moon Hunters』。インディーデベロッパーKitfox Gamesが手掛けており、ユーザーからの反応を見るフィードバックフェイズでは、83%という高い支持を得ていました。8月26日から開始されたKickstarterプロジェクトでは既に39,479カナダドルを獲得しており、目標である45,000カナダドルに2日足らずで到達する勢いを見せています。
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