『Battlefield 4』のチート対策 - 概要をアンチチート担当者が語る | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

『Battlefield 4』のチート対策 - 概要をアンチチート担当者が語る

様々なオンラインゲーム、特にFPSで問題にあがるチート行為。DICEの大人数FPSである『Battlefield 4』も例に漏れずチート行為には悩まされています。そんな『BF4』のアンチチート管理者Sabina af Jochnick氏が本作で実施しているチート対策について語りました。

ゲーム文化 その他
『Battlefield 4』のチート対策 - 概要をアンチチート担当者が語る
  • 『Battlefield 4』のチート対策 - 概要をアンチチート担当者が語る
様々なオンラインゲーム、特にFPSで問題にあがるチート行為。DICEの大人数FPSである『Battlefield 4』も例に漏れずチート行為には悩まされています。そんな『BF4』のアンチチート管理者Sabina af Jochnick氏が本作で実施しているチート対策について語りました。

『Battlefield』シリーズの公式ブログで語られたチート対策は、『Titanfall』でも搭載されている新しいアンチチートプログラム「FairFight」と「Banning Process(追放手順)」、そして「Report(ユーザーからの報告)」の3つ。

「FairFight」はPC用のアンチチートプログラム。現在『Battlefield』に対応するルールを設定している途中で、実装するまでにテストをする必要があり、時間がかかるとのこと。「FairFight」自体はゲームであり得ない行動をするプレイヤーを監視するためのもので、マップで通常行けない場所(壁の中など)に侵入するグリッチにも対処できるとしています。

続いてチート対策の要となる「Banning Process」。かつてEAは『Battlefield 3』で誤ったBANが行われていたことを認めており、正常なプレイヤーを守るためにも重要な要素となります。この項目では「確実な証拠」の重要性を説明しており、チートの疑いがあるプレイヤーを監視し、証拠を得てから対処することを明かしています。

最後に「Report(ユーザーからの報告)」について解説し、ReportだけでプレイヤーをBANすることは絶対にないことを説明。報告は監視対象の指針として利用しているようです。また、報告されたプレイヤーの97%は一度の報告しか受けていないプレイヤーで、大半は秀でたスキルを持つプレイヤーであると語られています。

オンラインゲームで問題になるチート行為。チート行為自体がゲームに対して与える影響の他に、コミュニティによる誤ったチート認定や私刑行為も問題となっており、普通に楽しみたいプレイヤーに重大な影響を与えています。今回DICEが発表したチート対策がどの程度の効果があるのかは未知数ですが、間違いのない確実な撲滅ができる日が来ることを祈るばかりです。
《水京》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. 新エンドコンテンツ実装の『モンハンワイルズ』無料アプデ第4弾、否寄りレビュー続くもプレイヤー同接数は安定

    新エンドコンテンツ実装の『モンハンワイルズ』無料アプデ第4弾、否寄りレビュー続くもプレイヤー同接数は安定

  2. ドラマ「フォールアウト」の“ルーシー”1/4スタチューが登場。あのくっきりした眼もリアルに再現

    ドラマ「フォールアウト」の“ルーシー”1/4スタチューが登場。あのくっきりした眼もリアルに再現

  3. 実写ドラマ「フォールアウト」、各国視聴ランキングにて1位独走中。しかし日本では…!?

    実写ドラマ「フォールアウト」、各国視聴ランキングにて1位独走中。しかし日本では…!?

  4. 『FFVII』カクカクポリゴン原作クラウドがフィギュアに!オリジナル版の姿を再現するソフビが12月27日登場

  5. 『ゼンゼロ』より「星見雅」「エレン」ら3体が“バンド衣装”で立体化!「浅羽悠真」は一足先に予約開始

  6. フロム・ソフトウェア新年企画、『エルデンリング ナイトレイン』などオリジナル壁紙&非売品グッズが当たるキャンペーン実施中

  7. 『サイバーパンク2077』VHS風に模様替え!「ReShade」向けプリセット開発中―他ゲームでも使えるユニバーサル版も予定

  8. オープンワールドキャンプ冒険ゲーム『The Gold River Project』2026年1月に早期アクセス開始決定!

  9. 不知火舞“いつもの露出度”でリアルすぎる1/4スタチューに!何もかも「デカい」、圧を感じる

  10. ゲーム内チート、画面分割対戦、ステルス要素…「最近のゲームではあまり見かけなくなった要素といえば?」

アクセスランキングをもっと見る

page top