『音楽家サカモトにゃんの冒険』 by M.E.N.S.4
M.E.N.S.4はPSM GameJam 2013 Winterに参加した4名の社長による開発ユニットです。『ジャンピングフラッシュ!』などで知られるムームーの森川幸人氏、『勇者のくせになまいきだ』シリーズを手がけるアクワイアの遠藤琢磨氏、 『どこでもいっしょ』の生みの親であるビサイドの南治一徳氏、『討鬼伝』などの多くのゲーム音楽を手がけてきたノイジークロークの坂本英城氏という豪華メンバーが一堂に集っています。
出展作品の『音楽家サカモトにゃんの冒険』は「サカモトにゃん」と呼ばれる主人公が楽器を奏でながら星を集めるアクションゲームです。3つのボタンに対応する楽器を奏でることで地中に埋まっている星のありかをソナーのように探知します。星がある場所でジャンプする星がゲットできます。
ゆるい雰囲気のイラストと楽器の音が調和したユニークなゲームに仕上がっています。もともとは30時間という短い期間のゲームジャムで制作された作品。今後もブラッシュアップして無料配信を計画しているそうです。今回のロケテゲームショウではメンバー全員が参加しており、会場内でもひときわ賑やかなブースでした。
『PooPride』 by 株式会社ダイスクリエイティブ
株式会社ダイスクリエイティブは岩田聡氏時代のHAL研究所に起源を持つゲーム開発会社です。多くのコンソールゲーム開発を手がけてきましたが、昨今ではスマートフォンゲームに力を入れいます。自社開発の最新作『PooPride』はなんと世界のうんちが登場するチキンレースゲーム。社長の小関昭彦氏自らがうんちのコスプレをするという異様な力の入れように正直、ちょっと身構えてしまいました。
ゲーム内容はいたってシンプル。1対1のチキンレースでタイミングよくブレーキを踏むだけです。失敗すると当然、崖の向こうにうんちが自ら身を投げてしまいます。単純な内容ですが、以外と類似するゲームを見たことがなく、予想以上に楽しめました。うんちのキャラクターも無駄にバリエーションが多く、飽きさせない作りになっています。
当然だとは思いますが、App Storeからはその内容ゆえにリジェクトが決定したようです。そのため、今のところAndroid版が11月内にリリース予定。清々しいまでに直球のバカゲーだけにどれだけ受け入れられるか楽しみです。
編集部おすすめの記事
ニュース アクセスランキング
-
Epic GamesストアにおけるPCゲーム無料配布の今週分は日本対象外―4月5日はSFRPG『アウター・ワールド』&アクションADV『Thief』予定
-
“ゲーム中毒になったから”訴訟します!…米で相次ぐ訴訟に大手ゲーム会社反論「憲法に違反する」
-
3分の2近くの人員を投入し『ウィッチャー』新作開発が本格化か?CD PROJEKT REDの2024年度人員配置が明らかに
-
『AC6』や『Ghostwire: Tokyo』が3,499円、スイッチの新品ソフトも2,999円! PS4は2,000円以下も豊作─ゲオ オンラインの新セール対象をチェック
-
2023年ゲーム賞を席巻した『バルダーズ・ゲート3』が3,828円!『スーパーマリオRPG』『テイルズ オブ アライズ』もお買い得なゲオ店舗セールを現地調査
-
『Hellgate』またもや復活!?ハクスラシューター『Hellgate: Redemption』発表―「やり残したこと」を生みの親自身による清算へ
-
『Risk of Rain 2』や『Vampire Survivors』などの開発が参加する謎のプロジェクト「iii initiative」が進行中―29日午前3時に新情報公開
-
賞金稼ぎRPGシリーズ最新作『メタルサーガ ~叛逆ノ狼火~』最新プロモーション映像公開!音楽はベイシスケイプの工藤吉三氏が全楽曲担当
-
『ウィッチャー』続編「Polaris」2024年中に本格的な製作段階突入を目指す―『サイバーパンク2077』続編にはマルチプレイ搭載を検討中
-
『ライフ イズ ストレンジ』などで知られるDON'T NODが「RPG」「ナラティブADV」「アクションADV」に特化した3つの部門を新設