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【台北ゲームショウ2015】羊のコスプレでサプライズ!『メタルギアソリッドV ファントムペイン』小島監督インタビュー&ステージレポ

台北ゲームショウ2015のソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)ブースにで、コナミデジタルエンタテインメントの『メタルギアソリッドV ファントムペイン』のステージが行われました。

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【台北ゲームショウ2015】羊のコスプレでサプライズ!『メタルギアソリッドV ファントムペイン』小島監督インタビュー&ステージレポ
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台北ゲームショウ2015のソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)ブースにで、コナミデジタルエンタテインメントの『メタルギアソリッドV ファントムペイン』のステージが行われました。ステージにはKONAMIの小島秀夫監督も登壇。SCEの協力も得て、シリーズ初となる中文版の発売することを明らかにしました。プロローグに相当する『グラウンド・ゼロズ』もあわせてローカライズされることも付け加えました。イベント終盤ではプレゼント大会も実施され、ファンとの交流を楽しんでいました。


大観衆に迎えられた小島秀夫監督

通常、台北ゲームショウのステージイベントではイベントに先立ちMCが壇上からノベルティをばら撒き(文字通り投げる)、客寄せを行うと共に場を盛り上げます。十分にヒートアップしたところでイベントがスタートし、ゲストが呼ばれるというわけです。しかし、この『ファントムペイン』ステージでは逆で、始まる前から会場がギチギチで客寄せを行う隙間もないほど。小島監督が壇上に上がると、期せずして小島コールがおこり、芸能人のような盛り上がりで、台湾における『MGS』人気を実感させました。

さて、壇上ではMCによってシリーズの歴史が簡単に振り返られた後(といっても、すでに十作以上のタイトルがあり、それだけで数分程度かかっていましたが)、『ファントムペイン』の概要について小島監督から説明が行われました。「自由潜入」「天候と時間の概念」「マザーベースと前線基地」「バディシステム」などです。小島監督はオープンワールドによる「自由潜入」という遊びを実現するために、ゲームエンジンやツールを作り、組織まで変更して挑んだという、今までで一番過酷な開発になっていると解説。それだけに面白いものになっているので、期待していてほしいと改めてアピールしました。


SCEとの協力で中文版の発売が決定

その後、「日本も台湾も今年は未年」と説明されると、ステージ上に羊のコスプレをしたコンパニオンが並びました。彼女たちが一斉に後ろを振り向くと、そこには「中文化決定」の文字が! これには観客も驚かされたようで、最も盛り上がった瞬間となりました。小島監督は「『メタルギア ソリッド』シリーズはテキスト量が非常に多いためローカライズにコストがかかったが、今回はSCEさんの協力も得られて、すばらしいローカライズができます」と説明。発売時期については未定としつつも、「日本語でいち早く遊びたい人は日本語版で、日本語があまり得意でない人も、中文版で遊んでもらえれば嬉しいです」と呼びかけました。

台湾を訪れたのは4年ぶりになるという小島氏。子供の頃の風景によく似た部分が残っており、食べ物も美味しいので、世界中でも好きな国の一つだといいます。そんな台湾から「前回よりもさらに多くの熱気とエネルギーをもらうことができた」といいます。「いま制作が佳境ですが、いい感じに仕上がりつつあります。もう少ししたら発売時期も発表できるので、楽しみに待っていてほしい」と締めくくりました。

ステージ終了後には日本と台湾メディアによる質疑応答も行われました。

■台湾の盛り上がりは凄い!

ーーー中文ローカライズのきっかけについて教えて下さい。

これまでも世界中の人に楽しんでもらいたくて、いろんな言語にローカライズしてきましたが、言語によっては日本語から直接翻訳ができず、一度英語に直した段階で意味が変化してしまったりして、ローカライズがうまくいかないこともありました。そういった悩みをSCE台湾のローカライズの方に相談した結果、「愛をもってローカライズができる、クオリティも確約できる」というご提案をいただけたので、今回ローカライズが決定しました。

ーーー映画監督のタランティーノやデル・トロからどんな影響を受けましたか?

タランティーノもデル・トロも好きな監督ですが、直接なにかのシーンで影響されたことはありません。しかし彼らの作品を見ることでエネルギーが得られて、それを糧に作品を作っているので、間接的には彼らのおかげで『メタルギアソリッド』ができています。特にデル・トロはメキシコ人で生まれも育ちもまったく違いますが、なぜか意気投合しているので、『P.T.』や『サイレントヒル』で一緒に仕事をしています。

ーーーこれまでに最低でも三種類の羊が公開されています。

どちらかというと山羊の一種で、羊もいますが、今回は『スネークイーター』のように野生動物を捕食するシステムはありません。フルトン回収するとマザーベース内の動物園にいったり、そこで何かしら役に立つという内容になっています。

ーーー今回のステージイベントの感想を教えて下さい。

前回もびっくりするような熱気で、すごい人でしたが、今回はもっとすごくて、ステージに上がれないんじゃないかというくらいの混み具合でした。東京ゲームショウと同じくらい盛り上がっている気がしましたね。来年は、もっとすごくなるのでは? ぜひ日本のクリエイターも、みんなきてほしいですね。



ーーーマザーベースはオンラインのためのシステムですか?

オンライン、オフライン両方です。友達と遊ぶ場合はオンラインですね。オンラインにしておくと、シナリオモードを遊んでいる間に友達が襲ってきたりするので、緊張感をもってゲームを遊べるようになっています。 

ーーー台湾ファンの心を掴んでいると思われるところは何ですか?

まったくわからないです。これは世界中回っても聞かれるが、どこも同じように「わからない」と答えています。たぶん、それがわかってしまうと逆に作れなくなるのではないかなと。なんとなく、このへんかなというのはあるが・・・わからないうちが花ということで、作り続けたいですね。

ーーー中文版はSCEのローカリゼーションセンターと作業をしているとのことだが、どのレベルからかかわっていますか?

直接やりとりしているのはプロデューサーで、翻訳のクオリティは信じるしかないですね。英語なら何となく分かりますが・・・。

ーーー過去の作品をPS4でアレンジできるとしたら何ですか? また、どんな面で進化させたいですか?

やっぱり、オープンワールドで自由潜入できる『メタルギアソリッド1』を誰かに作って欲しいですね。みんなが遊びたいのもそれだと思います。ただ、社内で呼びかけても、なかなか立候補しないんですよ。毎日そういう話はしているんですが。

ーーー今回、どうして羊ネタを思いついたのですか?

直接的には僕のアイディアではないんです。ただ、どちらも干支があるので、このキーアイコンがわかる人たちであれば、それを弄ったほうが良いのかなと思いました。

ーーーマザーベースのアイディアは『ピースウォーカー』からありましたか?

はい、ありました。ただ『ピースウォーカー』はPSPなのでウォークスルーはできませんでした。いわば、今作につながる実験作のようなイメージで作っていました。おかげさまでユーザーにも評判が良かったので、その進化形を作っているような部分があります。

ーーー中文版はPS4/PS3エクスクルーシブですか? 

はい。

ーーー中国本土でも小島監督のファンがたくさんいます。なにかメッセージをお願いします。

国に関係なくみなさんにゲームを提供したいと思っています。PS4が早く中国全土に広がればいいなあと。

ーーーローカライズにおけるニュアンスの変化について心配されていましたが?

そこは今回は大丈夫だと思います。日本語から直接、その国や地域の言葉に訳すのが一番いいんですが、普段はなかなかそういかないんですよね。僕らは六本木でゲームを作っていて、そういったグループがあればよかったんですが、それに適したチームがなかったりもするんです。それで過去に失敗したこともありました。そこで今回は良質なローカライズをしてくれるところを慎重に探していいたところ、SCEの良いチームを紹介してもらえました。ここのチームとは、開発チームともすごく近い距離感でやれると思っています。ただ翻訳するというだけでなくて、ホントに共同開発をするような進め方をします。そのため、今回については特に心配していないですね。期待してください。



記事提供元: インサイド
《インサイド》
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