インディーデベロッパーPoint Cloudが手がける新作オンラインマルチプレイヤーゲーム『Voice of Steel』がSteam Greenlightに登場しました。本作はオリジナルの技を持つロボットを作り対戦させる、ロボットボクシングシミュレーターとなっており、プレイヤーはオペレーター、コーチ、マネージャー、整備士としてロボファイターを構築します。
登場するロボットの骨格は2,000以上の接続を持っており、剛体組織、関節、腱、筋肉をシミュレート。ラグドールは使用されず、衝突システムは物理演算による完全接触で動作します。打撃は現実的なモデルに基づき、質量と速度を考慮しているため、速度の足りない打撃はあまり効果が無いようです。また、物理演算は毎秒60フレームで行われ、適応性のあるアルゴリズムがロボットと環境の双方に利用されています。なお、負荷低減や不正防止の目的を含め、シミュレートはサーバーサイドで行うアプローチをとっているとの事です。
各ロボットは16のアイテムから構成され、それらは異なる特性をもたらします。塗装を除外しても10万以上の組み合わせが可能で、プレイヤーは内部的/外部的に独自のファイターを構築できます。更に、独自の移動/打撃を作成する事も可能となっており、まさに自分だけのオリジナルファイターを作る事ができます。
キーボードやゲームパッドの他に、音声操作も用意される『Voice of Steel』は、PC/Mac/Linuxを対象にリリース予定。本作では映画「リアル・スティール」のようなゲームプレイが体験できるかもしれません(試合シーンはどことなくTOMY「拳闘士」のイメージも……)。
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