コンソール版のみならず、ゲームセンターでも定番格闘ゲームのひとつとして、今なお多くのプレイヤーが存在する『ウルトラストリートファイターIV』。そのAC版を使用したチャリティー大会が7月4日に開催されました。
イベント団体TOPANGAが舵取りを行うこの大会。今大会は日本赤十字社が後援を行っており、参加者からの参加費用は全額日本赤十字社の活動資金として寄付。毎年多くの寄付金が集まっています。第5回を数える今回は、東京・お台場のレジャーランド・パレットタウンにて開催。参加者1,200人以上という驚異的な数のプレイヤーが一堂に会し、梅雨真っ盛りのお台場を熱気で包んでいました。
本大会は、5on5勝ち抜きトーナメント形式。2ラウンド先取により1勝となり、計5勝したチームの勝利となります。ウメハラ選手やももち選手、ときど選手にマゴ選手と著名プレイヤーも多数参戦。また海外からジャスティン・ウォン選手やXian選手などの有名プレイヤーも多数参加し、大いにその手腕を見せつけていました。
大会の実況解説は、おなじみアール氏からスタート。さらには本作のアシスタントプロデューサーの綾野氏も登場し、その参加者数と熱気に驚きを見せていました。また試合開始前には、『ストリートファイターV』のPS4ベータテストについても予告。後日PSN上に並ぶ応募券をダウンロードすることで、抽選で一足早めに『ストV』を体験できる点を改めて告知していました。
ふ~ど選手も活躍
試合そのものは、前述の著名プレイヤー勢がその実力で来場者を魅了。大会開始序盤から、Sako選手のエレナによる5人抜きが見られるなど、全国、全世界から集った参加者のなかでもその存在感を見せつけることになりました。
筆者自身、すべての試合を観戦することはできませんでしたが、ももち選手やかずのこ選手に加え、主催の代表であるにゃん師(!)も名を連ねるTOPANGAチーム vs ウメハラ選手やマゴ選手、ボンちゃん選手を有するSHINONGAチームの決勝戦をはじめ、多数の注目試合が繰り広げられていましたので、ぜひ視聴期間中にチェックしてみてください。
- 格闘ゲーム大会「第5回TOPANGAチャリティーカップ」
本編(A筐体): http://live.nicovideo.jp/watch/lv224069963
サブ(B筐体): http://live.nicovideo.jp/watch/lv224070148
現在Capcom Pro Tourでもプレイされている『ウルトラストリートファイターIV』。TOPANGA代表の豊田氏からは「来年もぜひ開催を」といった意向も発表されていましたが、『ストリートファイターV』の発売も控えており、今後本シリーズのさらなる盛り上がりが予想されます。