恐竜シューター『The Orion Project』盗用疑惑でSteam販売停止―登場武器が『CoD:BO3』と酷似 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

恐竜シューター『The Orion Project』盗用疑惑でSteam販売停止―登場武器が『CoD:BO3』と酷似

『Orion』シリーズで知られるTrek IndustriesのオープンワールドSFシューター『The Orion Project』。本作に登場している武器が、Activisionより『CoD:BO3』などに登場する武器と似ているとして、DMCAに基づく申し立てが行われ、ゲーム本体がSteamから削除されました。

PC Windows
恐竜シューター『The Orion Project』盗用疑惑でSteam販売停止―登場武器が『CoD:BO3』と酷似
  • 恐竜シューター『The Orion Project』盗用疑惑でSteam販売停止―登場武器が『CoD:BO3』と酷似
  • 恐竜シューター『The Orion Project』盗用疑惑でSteam販売停止―登場武器が『CoD:BO3』と酷似

ジェットパック恐竜FPS『Orion』シリーズで知られるTrek IndustriesのオープンワールドSFシューター『The Orion Project』。早期アクセス中の本作に登場している武器が、Activisionより『Call of Duty: Black Ops 3』ならびに『Call of Duty: Advanced Warfare』に登場する武器と似ているとして、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)に基づく申し立てが行われ、ゲーム本体がSteamから削除されました。

問題の武器は『Call of Duty: Black Ops 3』に登場する複数の武器に酷似していると指摘を受けているとのこと。現時点でその申し立ては認められており、『The Orion: Project』はSteamでの販売が停止されている状態です。また、『Call of Duty: Black Ops 3』の武器との類似点を比較する画像も登場しており、注目を集めています。


Trek Industriesは、この出来事に対して不満を表明し、武器が酷似しているという指摘は誤りであると主張。販売停止を受ける前に、Trek Industriesに対して警告が行われず、適切な検証も行われなかったと報告しており、最低でも販売停止といった行動を取る前に同社に対して問い合わせをするべきだと苦言を呈しました。Trek IndustriesはActivision側からの誤った主張に対して、是正を求めるためにTwitterなどを通じたユーザーからのサポートを求めています。


また、同社のDavid Prassel氏はPolygonに送った声明にて、類似性は武器の照準器だけに見られるものであり、仮にそれが全く同一だったとしても、全体としては異なっており、法的基準に基づく違反とするには十分ではないと伝えています。加えて、フィードバックに基づいて変更を加えることが開発者として当然の行為であり、今回の件も何らかのコンタクトがあれば、そうした対応が取れたと述べています。

DMCA違反での削除に対して真っ向から否定する立場を明らかにしたTrek Industries。しかしながら、画像を見る限りでは、控えめに見ても多くの類似点があるという印象を受けます。ゲーム自体の評価は高かった『The Orion: Project』だけに、今後この件がどのように解決されるのか、ファンからの注目が寄せられています。
《水京》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

PC アクセスランキング

  1. PvPvEタクティカルFPS『Gray Zone Warfare』4月29日早期アクセス開始日発表へ!どのエディションでもPvEで遊べると強調

    PvPvEタクティカルFPS『Gray Zone Warfare』4月29日早期アクセス開始日発表へ!どのエディションでもPvEで遊べると強調

  2. 美少女パイロットが戦う『ヴァンサバ』系ACT『ヘビーストームシャドウ』日本語対応でリリース!襲い来るモンスターの大群に武装巨大ロボで立ち向かう

    美少女パイロットが戦う『ヴァンサバ』系ACT『ヘビーストームシャドウ』日本語対応でリリース!襲い来るモンスターの大群に武装巨大ロボで立ち向かう

  3. デスクトップ画面端に置いてながら作業可能な農業シム『Rusty's Retirement』発売―日本語にも対応

    デスクトップ画面端に置いてながら作業可能な農業シム『Rusty's Retirement』発売―日本語にも対応

  4. PvEが可能な『Escape From Tarkov』新エディション販売が闇落ちユーザーの暗黒面を目覚めさせる―開発「PvEは新モードでありDLCではない」

  5. 街づくり、資源管理、戦闘で村を成長させていく中世シム『Manor Lords』同接13万人突破!早期アクセス開始からわずか2時間

  6. 『マブラヴ』シリーズロボACT『Project MIKHAIL: A Muv-Luv War Story』正式リリース―サバイバルモード実装や「特別任務」追加の大型アップデート実施

  7. 新機能でより快適になったDRPG『剣と魔法と学園モノ。』1AE/2Gリマスター版リリース―ハクスラ&ハードコアなファンタジー学園生活

  8. 『百英雄伝』アップデートパッチが配信―「特定条件下でキャラクターが仲間にならない」不具合などを修正

  9. 怪異判定ADV『奇天烈相談ダイヤル』大型アプデ版Steamにて無料リリース―資料と会話から矛盾を見つけ相談者の悩みを解決

  10. 中世領主ストラテジー『Manor Lords』Steam同接は15万人を超え好調―住民が家に住んでくれなくなるバグに注意

アクセスランキングをもっと見る

page top